弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 2015年7月の新規指定|危険ドラッグ対策

<<   作成日時 : 2015/07/29 16:03   >>

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7月29日、新たに4物質が指定薬物に指定されました。施行は8月8日から。
施行日以降は、今回指定された各物質が指定薬物として取り締まり対象になり、とくに許可を受けた研究者などを除く一般人が、これらの物質を輸入、販売、所持、使用などした場合は、法律違反として処罰を受けます。

[参照]
@厚生労働省の発表
平成27年7月29日、新たに4物質を指定薬物に指定する省令が公布されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index.html

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↑2015年7月指定の4物質

今回の指定は、いずれもトリプタミン系の物質で、トリプタミン基本骨格のインドール構造部分にアセトキシ基がついたタイプのものです。
これまでにも、メトキシ基がついたものなど、良く似た構造の物質が出回り、既に規制されてきたのですが、その化学構造の一部を変化させた新タイプとして、最近、この仲間のトリプタミン系物質が出回っているようです。
画像

↑トリプタミン系物質の変化

トリプタミン系物質は、幻覚キノコの成分サイロシンと化学構造が似ていて、少量で強い幻覚作用をもたらすグループです。1990年代末、米国の薬理学者シュルギンが、トリプタミン系物質55種を取り上げた「TIHKAL」を出版し、これに刺激を受けて、その後の危険ドラッグ市場には、AMTや5-MeO-DIPT(日本ではゴメオと俗称される)などのトリプタミン系薬物が次々に登場しました。

最近のヨーロッパでは、様々な幻覚性薬物が盛んに出回っていますが、そのなかにトリプタミン系のものも増え、英国ではトリプタミン類に対する包括指定の指定範囲の見直しが行われました。
とくに近年では、多量のAMTを含む錠剤が出回り、中毒死が多発していることから、トリプタミン系薬物への警戒が強化されています。

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