弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS オランダのコーヒーショップは旅行客締め出しへ向かうか

<<   作成日時 : 2010/12/16 22:48   >>

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EUの最高裁判所に当たる欧州司法裁判所は、オランダ当局によるコーヒーショップへの旅行者立ち入り制限を支持する判断を下しました。マーストリヒト市が2005年に制定した、大麻を販売するカフェへの外国人の立ち入りを禁止する法令が、適法なものだと認めたのです。
オランダ当局の出した制限策はEUの法令に沿ったもので、ドラッグ・ツーリズムや社会的迷惑行為と戦うという目的によって、正当化されるというのが、同裁判所の見解だと、BBCヨーロッパは伝えています。

オランダでは大麻は規制薬物とされていますが、成人であれば5グラムまでの大麻所持は容認され、また大麻栽培とコーヒーショップでの大麻販売は、違法ではあるものの、一定の条件の下で非犯罪化されています。
コーヒーショップは1970年代に、成人が安全に大麻を喫煙する場所として生まれ、最盛期には約2500軒あったといわれますが、1990年代には周辺国からのドラッグ・ツーリズムや、押し寄せるツーリストなどによる周辺地域に及ぼす迷惑行為が問題となり、削減策がとられてきました。現在は、オランダ国内に約700軒のコーヒーショップがあるといわれます。
BBCニュースの記事は、今回の欧州司法裁判所の決定は、オランダの30年にわたるドラッグ・ツーリズムの幕を引くものになるかも知れないといっています。
[出典]
BBC>オランダのコーヒーショップ観光客禁止策を裁判所が支持Court backs tourist ban for Dutch cannabis coffee shops(2010年12月16日)
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-12006356

なお、オランダのコーヒーショップをめぐる近年の情勢について、当サイト内に関連記事がありますので、ご参照ください。
[当サイト内の関連記事]
●コーヒー・ショップはなぜ削減されるのか|大麻供給店の問題
http://33765910.at.webry.info/201002/article_11.html
●コーヒーショップはなぜ削減されるのか2|大麻供給店の問題
http://33765910.at.webry.info/201002/article_12.html
●オランダで大型コーヒーショップに1000万ユーロの罰金
http://33765910.at.webry.info/201003/article_22.html

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これも欲しい
2010/12/21 15:54

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
そうなれば、私は旦那と子供達全員でオランダに帰化するまでです。
オランダはラテン系じゃないけれど、私があの国もラテン化してみせます!
ヂャンドラ
2010/12/17 09:00
オランダは一定の役割を終えたのでしょう。
アルコールやタバコと同じように、ドラッグユーザーはマナーと配慮に留意しないと自分たちの首を絞めることになります。
特に若者はそのことに注意してもらいたい。
日本においてもレイヴが衰退したことはそういうことです。
まぁ、これからは北米とオーストラリアの時代ですよ。
個人的にはグアムにコーヒーショップが出来ることを願いますが・・・・・・
シンジケート
2010/12/17 10:35
正直欧米人の感覚からすると日本人の感覚でいうタスポが導入されたレベル!
マリファナではオランダ人が成人で未成年が外国人のようなもの!このニュースにショックを受けるのは日本人くらい!
悲しい国やな!今年も自殺者が3万人越えだとさ!
太郎
2010/12/18 19:31
確かオランダでは、カリフォルニアのマリファナディスペーサリーのように、コーヒーショップを会員制にしようという話しが一時期あったように記憶します。会員制の話しはその後実らなかったようですが、ここにきてそれが実現することになった、ということでしょうか。しかし、医療大麻を求める外国人も、閉め出すということですかね。
シンジケートさんのいうように、時代はシフトしているのかもしれない。これからは医療大麻を求めて、多くの外国人がカリフォルニアに向うだろうし、オランダ国民より容認している国も現れている。
ただオランダのこの状況は、宗教系保守政権の影響が大きいとも言われている。
日鷲
2010/12/22 02:14

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