弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 大麻の種子のまとめ、その10

<<   作成日時 : 2008/06/29 18:00   >>

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2 けしの実および大麻の実の通関手続

⑴ 昭和40年の輸入公表の一部改正
現行の貿易管理では、けしの実、大麻の実の輸入について、加熱等による発芽不能処理を施した証明書を税関に提出することを義務付けていますが、この制度が導入されたのは昭和40年です。同年8月16日通商産業省告示第426号をもって、輸入公表の一部が改正されましたが、改正内容にけしの実、大麻の実に関する規定も盛り込まれました。「けしの実および大麻の実については、熱処理等によって発芽不能の処理を施したものであることを証する書類(当該陸揚港を管轄する地区麻薬取締官事務所が発行したものに限る。)」を通関時に税関に提出することを義務付けることとされました。

⑵ 発芽不能処理と証明書の交付
けしの実、大麻の実が加熱処理等によって発芽不能処理を施したものであることを証明する機関は、地区麻薬取締官事務所(現在の地方厚生局麻薬取締部)に限るとされています。そこで、同年9月には、各地区麻薬取締官事務所に対して、証明の手続きを定める通知が発せられました。

「輸入のけし、大麻種子の取扱について」
昭和40年9月15日 薬発第708号
各地区麻薬取締官事務所長宛 厚生省薬務局長
けし、大麻の不正栽培防止のため、昭和40年8月16日通商産業省告示第426号をもって別添のとおり輸入公表の一部が改正されけし又は大麻の実(あへん法又は大麻取締法の種子をいう。)について、通関の際発芽不能の処理を施させることとし、地区麻薬取締官事務所長(分室長)発行の証明書を添付しなければならないこととされたので通知する。
よって、証明書の交付等の取り扱いについては、当該輸入港の税関と密接な連絡をとり、先により処理されたい。
  記
1 通関前に熱処理又は薫蒸の処理済証明書を交付するもの
⑴ 通関前に熱処理又は薫蒸の処理ができる場合は、輸入しようとする者から証明願(様式1)を提出させ、麻薬取締官立会のうえ熱処理又は薫蒸を行わせ、証明書(様式2)を交付すること。
⑵ 輸出国にて熱処理又は薫蒸の処理済の証明書がある場合は、輸入しようとする者から証明願(様式1‐2)及び同証明書を提出させ、証明書(様式2)を交付すること。
2 条件付で通関させ、通関後処理させるもの
通関時に熱処理又は薫蒸ができないことについて止むを得ない事情がある場合は、輸入しようとする者から証明願(様式3)及び誓約書を提出させ、証明書(様式4)を交付し、通関後麻薬取締官立会のうえその処理を行わせること。
3 前2項により証明書を交付したときは、その写を1部麻薬第1課へ送付すること。

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