テーマ:向精神薬・処方薬

10月14日からデパス、アモバン等が向精神薬に

エチゾラム(代表的な製品名はデパス)等3物質を向精神薬に指定する政令が、昨日9月14日に公布されました。施行は30日後の10月14日から(下記参照①)。 公布を受けて、製薬会社も「お知らせ」を発表し、関係者に注意を促し始めました(下記参照②)。 前記事でも述べたように、施行後は、デパスやアモバン(同成分のジェネリック医薬品も)は…
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近日デパス、アモバンが向精神薬に指定される見込み

この数か月療養生活を送っていた私は、世間の流れに疎くなっていましたが、先日、当サイトの読者から質問を受けたことから、デパス等を向精神薬に指定する手続きが進んでいることに気付きました。 今回、新たに向精神薬に追加される予定は、つぎの3物質です。 ①ゾピクロン(製品名アモバン等) ②エチゾラム(製品名デパス等) ③フェナゼパム(…
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ニセ錠剤に警告|米でニセ処方薬関連の事故が急増

米カリフォルニア州サクラメント地区で、医薬品として処方されるオピオイド鎮痛薬そっくりのニセ錠剤が出回り、オーバードーズによる事故が急増、死亡者はすでに10人を超え、病院で救急措置を受ける患者は数十人にのぼっています。 最近のケースで問題になっているのは、鎮痛薬としてよく処方される鎮痛薬「ノルコNorco」にそっくりのニセ薬品です。 …
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プリンスさん死亡でまた医療用麻薬の乱用が話題に

「伝説のミュージシャン」と呼ばれるプリンスさんの急死に関して、医療用麻薬問題が取りざたされています。正式に死因が発表されるには、まだ数週間かかる見通しで、その間にも、様々な観測や憶測が飛び交うことになりそうです。 4月29日付のCNN記事は、解剖時に体内からオピオイド鎮痛薬が検出され、自宅にもオピオイド鎮痛薬が残されていたと伝えて…
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処方薬オーバードーズへの取り組み|米の処方薬乱用問題

米国では、処方薬の過量摂取(オーバードーズ)による死亡が増え続け、新たな社会問題になっています。 米疾病管理センター(CDC)が発表した集計によると、2014年中の処方薬オーバードーズによる死亡は25,760人。この数は、コカインやヘロインといった違法な薬物による死亡者よりはるかに多く、全米の交通事故死に近い人数になっています。 な…
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向精神薬密売事件が照らす、自殺との深刻な関係

今年6月、インターネットで向精神薬を密売していたとして、兵庫県警が密売女性を逮捕した事件(すでに起訴済み)の関連捜査で、向精神薬の仕入れ先が次々に摘発されていますが、今度は薬剤師が逮捕されました。薬剤師として仕入れた向精神薬を、不正譲渡していたわけです。 10月末には、医師による向精神薬の不正が摘発されたばかりだというのに、今度は薬剤…
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米の薬物対策、処方薬が重点|向精神薬問題・続

つい先日、米連邦の麻薬取締局(DEA)は、2015年版の「薬物脅威分析」報告書を発表しましたが、そこでは、現在の米国を脅かしている薬物のトップとして、処方薬が挙げられています(下記参照①)。 以前は、米国で最も問題とされてきた薬物はコカインとされ、対策の重点もコカインに置かれてきましたが、この流れが変わり始めたのは2012年頃のことで…
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中間層の苦難とオピオイド鎮痛薬|向精神薬問題

世界的に長寿化が進行し、死亡率が低下しているなかで、アメリカ人の白人中年層に限っては、死亡率が上昇しているという、驚きの研究結果が発表され、米国で話題になっています。 これは、今年のノーベル経済学賞を受賞して時の人になった、米プリンストン大の経済学者デートン博士夫妻によって、米National Academy of Sciencesの…
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医師による肥満症治療薬の不正流通|向精神薬問題

東京の開業医が、向精神薬を大量に不正販売したとして、逮捕されました。不正販売されたのは、肥満患者の治療に使われるマジンドール(商品名サノレックス)、第3種向精神薬として規制されている医薬品です。 <ニュースから>***** ●「やせ薬」中国人らに440万で販売、医師逮捕 「やせ薬」と呼ばれる向精神薬を不正に販売したとして、関東…
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オキシコドン輸入事件、不起訴の判断はほんとうに公平なのか

捜査中だった米国人女性によるオキシコドン輸入事件について、東京地検は、起訴猶予で釈放する方針だと伝えられました。 <ニュースから>***** ●トヨタ前役員、不起訴へ…「悪質性低い」と判断 トヨタ自動車前常務役員のJ.H.容疑者(55)が麻薬取締法違反(輸入)容疑で逮捕された事件で、東京地検は7日、同容疑者を勾留期限の8日まで…
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オピオイド鎮痛薬が悪者なのではない

成人病予備軍の私には欠かせない、月に1度の診察日、定例の診察を終えた後でO医師が、「新聞や雑誌では、オピオイド鎮痛剤がまるで悪者扱いですね」と、取り出したのは、日経メディカルに掲載された「トヨタ役員麻薬密輸報道が癌患者に与えた悲しみ」という記事です(下記参照①)。 一連のマスコミ報道で、いまアメリカで問題になっているオキシコドン乱用問…
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アメリカの女性とオキシコドンの問題

米国では1日当たり46人が処方鎮痛薬の過量摂取で死亡 オピオイド系鎮痛薬の最大の問題は、きわめて依存性が強いことです。痛みを和らげるために処方された薬でも、服用し続ければ、耐性が生じ、同じ量では効き目を感じにくくなるため、つい、規定量を超えて服用してしまい、過量摂取(オーバードーズ)を起こしてしまう例が多いのです。 オピオイド系鎮痛…
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オキシコドン輸入事件、米メディアはどう伝えたか

立派な経歴をもつ女性管理職が、オキシコドンを輸入したとして逮捕・・・このニュースは、米国にも衝撃を広げています。昨日、世界のトヨタのトップが自ら記者会見をしたことから、米国の大手ニュースサイトは、軒並みこのニュースを報じました。 多くは、淡々と事実関係を伝える記事ですが、そのなかにも、「薬物関連の違反に対して、日本はとても厳しい」とい…
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オキシコドン輸入事件で、久々に処方薬乱用について

国際企業の米国人女性役員が、米国から麻薬を輸入したとして、逮捕されました。輸入したのは、医療用に使われる鎮痛薬オキシコドン75錠だといいます。 このケースは、なにか事情があるのかもしれませんが、久しぶりにオキシコドンの名に接したので、処方薬乱用問題の現状をまとめておきましょう。 オキシコドンといえば、アメリカで処方薬の乱用が話題…
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米司法省フェデックスを起訴|インターネット薬局問題

米連邦司法省は、宅配・航空貨物輸送大手の米フェデックスを、インターネット薬局経営会社と共謀して、処方せん薬を不法に配送したとして起訴しました。 <ニュースから>***** ●フェデックス、不正医薬品の運送で起訴―同社は不正を否定 米司法省は17日、宅配・航空貨物輸送大手の米フェデックスが、処方薬を違法に販売するオンライン薬局か…
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米フロリダ州で鑑定疑惑|薬物鑑定スキャンダル

米フロリダ州では、同州ペンサコラの犯罪鑑識ラボに勤務する、研究員1名の不正行為に関して、内部調査が開始されたということです。 たまたま証拠品を探していた捜査官が、証拠品保管室に保管されていた、数十点にのぼる処方せん鎮痛薬が、ありふれた市販薬に差し替えられているのに気づいたのが、不正発覚の発端でした。差し替えられた鎮痛薬は、警察が処方せ…
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インターネット薬局と個人輸入の問題

麻薬に指定され、その処方や使用が厳格に管理されている鎮痛薬を外国から個人輸入したとして、埼玉県の夫婦が逮捕されたとニュースが伝えています。インターネットで販売される医薬品、規制が及びにくく、処方せんなしでも買えると、安易に外国から個人輸入する人たちに、厳しい警告が発せられました。 <ニュースから>***** <麻薬密輸容疑>私立…
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米国で深刻なニセ医薬品騒動

わが国では、バイアグラなどごく一部の問題にとどまっているニセ医薬品問題が、アメリカで、いま深刻な波紋を広げています。 問題になっているのは、抗がん剤として世界中で使われているアバスチン点滴静注用のニセモノ。米モンタナ州の医薬品卸売業者が医療機関に販売したものが、有効成分がまったく含まれていないニセモノだったことが判明したのです。ニセモ…
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中国のニセ医薬品事情|無承認薬のインターネット販売2

大量のニセ医薬品が生み出されている中国では、いま、政府はその取り締まりに力を入れ始めているようです。2011年頭の中国の英語ニュースは、ニセ医薬品など60トンが処分されたという記事を掲載しています。 <中国のニュースから>***** ●中国政府は模造や不良医薬品を大量処分 処分されたのは北京の医薬品監督事務所が押収したもので、…
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無承認薬のインターネット販売を考える1

バイアグラなどのED治療剤のニセモノが、インターネットを通じて広告され、販売されていることが、問題になっています。 このサイトで取り上げるのは精神作用物質、つまり覚せい剤や麻薬に類似した精神作用をもつ薬物で、ED治療薬はその範疇外ですが、日ごろから気になっていたインターネットを通じて外国から購入する医薬品の問題として、あえてこの話題を…
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ボーイング社軍用機工場で37人検挙|米国の処方薬問題

9月29日、FBIとDEAが、米国フィラデルフィア郊外にある、ボーイング社の軍用のヘリコプター製造工場を家宅捜査し、同社の従業員ら37人が、処方薬の売買に関与したとして検挙されました。社内調査によって、職場内部で処方薬の売買が行われていることを察知した会社側が、当局に通報し、4年間にわたる内偵捜査を経て、大量検挙となったものです。 A…
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世界中で不正医薬品を一斉取り締まり

<ニュースから>***** ●世界各国で模造や違法の医薬品の集中取り締まり 日本では14人を逮捕 模造や違法の医薬品の集中取り締まりが、日本をはじめ、世界各国の警察機関などで行われ、日本国内では、偽のバイアグラを販売していたなどの疑いなどで、14人が逮捕された。 「オペレーション・パンゲア」と呼ばれる模造や違法の医薬品の集中取り締…
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処方薬の不正販売|偽造処方せん事件4

私が提供している[薬物をやめる]をテーマにした掲示板には、ときどき、「売ります」書き込みがあります。見つけ次第削除していますが、執拗に書き込みが続く場合は、麻薬取締部へ通報しています。以下は、実際に先日書き込みされたものです。 **** 手に入れることが難しいお薬お譲り致します。当方、特殊な入手ルートがあるため豊富な在庫を抱えていま…
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処方履歴の管理|偽造処方せん事件3

処方薬乱用が深刻な社会問題になっているアメリカでは、患者ごとに医薬品の処方履歴を管理する「処方薬監視システム」データベースの構築が進んでいるといいます。データベースには、患者1名ごとに過去の処方履歴が登録されており、医師や薬局が、履歴を確認したうえで医薬品を処方することで、異なる医療機関による重複処方や、不正な入手を防ぐことができるとい…
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偽造処方せんと刑法犯罪|偽造処方せん事件2

多重受診や偽造処方せんによって、大量のデパスが不正に入手された事件に関して、引き続き考えていきます。 ●偽造・変造処方せん事件の例 偽造処方せんの事件はそれほど多いものではなく、報道されることもごくまれです。また、こうした事件が通常裁判で審理されることも、めったにありません。そこで、実際の事例を東京都健康福祉局のサイトから転載し…
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多重受診と偽造処方せんで、デパス7万錠|偽造処方せん事件1

配達された読売新聞夕刊(首都圏版)に、偽造処方せん事件の記事の続報がありました。昨日の記事では偽造処方せんを使って、7万錠を超える処方薬を入手したと報道されていた事件、約400枚の処方せんのうち12枚がカラーコピーによる偽造とのこと。 <ニュースから> ●精神安定剤不正入手「偽造、見抜くのは困難」―薬剤師会 詐欺容疑で被害届提出…
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50ルピーの命|南アジアの処方薬問題

今週、国連薬物犯罪事務所(UNODC)のサイトの表紙に掲載されているのは、インドなど南アジアでの処方薬乱用問題を追った写真家の作品集、「50ルピーのために死んだ」。取り上げているのは、フリーの写真家エンリコ・ファビアンが最近発表した白黒写真の作品集で、ニューデリーのジャハンギール地区で処方薬に蝕まれる人々の姿を追ったものです。 記事の…
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処方薬での死亡がさらに増加|非常事態宣言のフロリダ州ピル・ミル問題

ピル・ミル(クスリ製造所)と呼ばれるほど、誰にでも処方薬をどんどん出してくれる悪徳診療所が軒を並べるのが、フロリダ州南部。ここで処方された向精神薬が全米に流通して、処方薬乱用を加速させているといわれます。 同州で、処方薬問題が深刻なのは、当然のなりゆきでしょう。同州の2009年の処方薬過量摂取による死亡は2488件、1日当たり6.8人…
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社会不安と抗うつ剤の関係|英国のニュースから

急速な国家財政悪化と不況に苦しむ英国で、うつ病に苦しむ人が急増しているそうです。 独自に入手したデータによると、ここ4年間で、抗うつ剤の処方件数が40%増加していることが明らかになったと、BBCニュースが伝えています。 BBCニュースによると、うつ病に対して最も多く使用される、プロザックなど選択的セロトニン再取込阻害剤の処方件数が、…
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悪徳診療所を摘発|アメリカのニュースから

アメリカの麻薬取締局(DEA)は、長期にわたる捜査で、オピオイド系鎮痛薬のオキシコドンを2年間に66万回分処方した医師など22人を逮捕し、220万ドルの現金などを押収したと発表しました。 捜査の対象になったのは、ピル・ミル―Pill Mil:くすり工場―と呼ばれる、治療の必要もないのに患者の求めに応じて向精神薬をいくらでも処方してくれ…
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