テーマ:向精神薬・処方薬

ネット上での薬物販売、警察の新捜査体制

<ニュースから> ●向精神薬4種約千錠をネット販売目的で所持、容疑で無職女逮捕/神奈川 インターネットの掲示板を使って販売する目的で、向精神薬を所持していたとして、緑署は11日、麻薬取締法違反(譲渡目的所持)の疑いで、座間市・・・無職の女の容疑者(24)を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年10月20日、販売目的でネットの掲示板に向精神薬…
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薬物依存をクスリで治療|アメリカのニュースから

10月13日のCBSニュースは、アメリカ合衆国の食品医薬局(FDA)が、オピオイド依存の治療薬を承認したと伝えています。承認を受けたのはナルトレキソンの徐放性注射剤(商品名VIVITROL)で、2006年にアルコール依存の治療薬としてFDAで承認されているものです(日本では未承認)。 製薬会社のCEOによると、VIVITROLは、月に…
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向精神薬転売事件が一段落|向精神薬問題を考える16

生活保護受給者から向精神薬を入手し、インターネットなどで密売していた事件が、横浜地裁で審理されていましたが、今月10日に実刑判決が言い渡された1名に続き、今日、もうひとりの被告人に対する有罪判決が言い渡され、一応の決着となりました。 <判決のニュース> ●生活保護受給者から向精神薬入手 不正転売の被告に実刑判決(2010年9月10日…
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青少年の乱用|向精神薬問題を考える15

前回に引き続き、米司法省の国家薬物情報センターがまとめた「処方薬の脅威アセスメント2009年版 National Prescription Drug Threat Assessment 2009」に沿って、アメリカの向精神薬問題を概観します。 [出典] National Prescription Drug Threat Assess…
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問題の広がり|向精神薬問題を考える14

●向精神薬の医療外使用 ここで扱っているのは、向精神薬が本来の医療目的から外れて使用される、医療外使用Nonmedical useの問題です。SAMHSAは、医療外使用Nonmedical useを「その医薬品の処方量(あるいは推奨量)より多量に使用すること、他人に処方された医薬品を使用すること、相手を害する意図で医薬品を他人に使用す…
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子どもの誤飲事故|向精神薬問題を考える13

医薬品の誤飲で救急搬送される5歳以下の子どもが、2008年では69,121人、救急センターを受診した全患者の70%近くを占めたと、最近のDAWN(Drug Abuse Warning Network)レポートが報告しています。 とくに1~2歳の小児に集中しており、この年齢層の7割以上が2歳以下の乳幼児なのです。 原因となった医薬品等…
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使い残し処方薬のキャンペーン|向精神薬問題を考える12

使わないまま、家庭の薬品キャビネットに放置されている処方薬は、潜在している乱用の源。最近の研究では、乱用される処方薬の多くが家族や友人から入手されている実態が明らかになっています。 大量に出ている使いの残しの処方薬をめぐって、アメリカとイギリスでキャンペーンが展開されています。 ●アメリカでは処方薬回収運動 アメリカの連邦麻薬…
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続・抗不安薬・睡眠薬と1960年代|向精神薬問題を考える11

1960年代にわが国で広く使用された抗不安薬(トランキライザー)について、みていきます。最近発表された、松枝 亜希子「トランキライザーの流行―市販向精神薬の規制の論拠と経過―[1]」という論文が、このテーマについて詳細な論考をしているので、松枝氏の論文を参照しながら、考えをすすめてみたいと思います。 ●トランキラーザー時代・・・中…
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抗不安薬・睡眠薬と1960年代|向精神薬問題を考える10

いま日本で起きている向精神薬問題の核心は、どうやら、主に抗不安薬・睡眠薬の乱用(正規の処方によらない使用)であるということができそうです。抗不安薬・睡眠薬の乱用がエスカレートしたとき、どんな社会問題が起きるのか・・・。考えてみれば、日本の社会は、この現象を1960年代に体験済みではありませんか。 精神病は古代から悪霊のたたりとされ…
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日本の現状を推測する|向精神薬問題を考える9

アメリカでいま起きている処方薬問題は、オピオイド系鎮痛剤に集約されています。 TIME誌の記事が指摘するように、アメリカではこの10年でオピオイド系鎮痛剤の流通量が急増したことが、乱用問題の源とみられています。この10年で販売量が増加したトップ3は、①メサドン、②オキシコドン、③ハイドロコドンで、いずれもオピオイド系鎮痛剤です(前記事…
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いまアメリカで起きていること|向精神薬問題を考える8

アメリカではいま、向精神薬は大麻に次いで乱用者の多い薬物で、正規の医療用途から外れて向精神薬を乱用する人は、コカインやヘロインの乱用者よりはるかに多数となっています。 ●2008年では、アメリカ全土で推定620万人(人口の2.5%)が過去1か月以内に向精神薬を正規の医療用途外で乱用した。 ●最も多いのはオピオイド系鎮痛剤で、過去1か…
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向精神薬と事件・事故|向精神薬問題を考える8

正規の用途から流れ出した向精神薬がどのような問題を起こしているのか、その一端を知る手がかりは、救急医療の現場にあると思います。適正な処方によらずに向精神薬を乱用するうち、過量摂取によって急性中毒を起こしたり、パニック症状に陥ったり、予期しない作用に見舞われて驚いたり・・・119番へ救急連絡する例が少なくないのです。救急救命センターが受け…
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何が問題なのか|向精神薬問題を考える7

9月4日加筆 救急症例に関する公開データが見つからないと書きましたが、再度探してみつけることができましたので、以下の文章の一部を訂正しました。不慣れな領域なので、試行錯誤しながらデータを読んでいます。 **** 向精神薬の乱用は、さまざまな危険をもたらすといわれ、たとえば、厚労省が作成した指導文書[1]では、次のように説明され…
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向精神薬乱用とは|向精神薬問題を考える6

向精神薬の問題に手をつけたものの、途中で行き詰っていました。麻薬や覚せい剤の問題と異なり、向精神薬問題の実態はあまりにもわからないことだらけなのです。私が医薬品の流通や行政に通じていないことも、理由のひとつかもしれませんが、どうやらそれだけではないようです。いったい何が問題なのか、問題の広がりや規模はどの程度なのか、それがさっぱりつかめ…
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向精神薬不正市場|向精神薬問題を考える5

③不正市場への供給源 この連載の第1回目で取り上げた、向精神薬が不正市場へ供給されるルートとして最近話題になったのが、今年4月に発覚した、生活保護受給者による向精神薬の不正入手と転売のニュースです。いわゆるドクターショッピングと呼ばれる重複受診によって、多量の向精神薬を入手する患者がいることは以前から指摘されていましたが、この事件…
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掲示板等での広告|向精神薬問題を考える4

●向精神薬の一般向け広告は禁止されている 麻薬、覚せい剤、大麻などを取り締まる各法律には、いずれも、広告に関する制限が盛り込まれています。広告することができるのは、医療関係者や学術研究者向けの専門雑誌などに限られ、それ以外の一般人を対象とする広告は禁止されているのです。 たとえば、麻薬及び向精神薬取締法の29条の2は、次のように定め…
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インターネットと向精神薬|向精神薬問題を考える3

②インターネットと向精神薬売買 薬物の密売にインターネットが重要な役割を果たすようになってきていることに、多くの方がすでにお気づきのことでしょう。インターネットの匿名性が、薬物の密売という違法行為の隠れ蓑になりやすく、とくに、向精神薬や脱法ドラッグの密売において、インターネットは顧客開拓や販売の重要な手段となっているようです。 …
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向精神薬の不正売買|向精神薬問題を考える2

1、向精神薬の不正売買 ①不正マーケットの現状 向精神薬は、薬局で自由に買えるわけではなく、医師の処方箋がなければ入手することはできません。薬局では、鍵のかかる場所に保管するなど、他の薬品と区別して管理するよう定められています。 ところが、厳格に管理されているはずの向精神薬が、様々な手段で正規の流通ルートから転売され、不正マーケッ…
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ようやく火がついた|向精神薬問題を考える1

●最近の動き <過去のニュースから> 今年4月、大阪のあいりん地区の生活保護受給者から不正入手した向精神薬を違法転売したとして、神奈川県の男性らが逮捕されました。生活保護の受給者は、医療扶助を受けて医療費を負担せずに診療をうけることができることから、男性らは、生活保護受給者数十人に病気を装って医療機関から向精神薬を入手させ、安く買い…
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中学生10人が向精神薬で病院搬送|英国のニュースから

学校内で処方薬を使用した生徒のうち10人が病院で治療を受けるという出来事が、イングランド北部の都市で起きました。 <BBCニュースから> 病院へ搬送されたのは、13歳から15歳の生徒10人、ほかに12人ほどの生徒が救急隊員の検査を受けた。治療を受けていた生徒たちは、まもなく症状がおさまり、帰宅したという。 生徒たちが使ったのはジア…
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鎮痛薬乱用が10年前の4倍に|アメリカの研究から

薬物問題の構造変化がじわじわと進んでいるようです。薬物乱用トリートメントの新規参加者中で、鎮痛薬乱用を申告した人の割合が、この10年で4倍に増えているという研究結果が、アメリカで発表されました。 この研究を発表したのは、アメリカ合衆国保健省の物質乱用及び精神保健サービス機構 Substance Abuse & Mental Healt…
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エリミンやハルシオンの乱用|向精神薬の問題を考える5

<過去のニュースから> 向精神薬をネット転売、男追送検=生活保護受給者に入手依頼か-神奈川県警 向精神薬をインターネットで販売していたなどとして、神奈川県警は、麻薬取締法と薬事法違反容疑で、無職の被告=覚せい剤取締法違反罪などで起訴=を追送検した。別の男が大阪市西成区の生活保護受給者らに病気だと偽らせ、医療機関から無料で入手した向精…
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リタリン問題の残したもの|向精神薬の問題を考える4

頭脳を活性化させる目的で、リタリンなど中枢興奮作用のある向精神薬を使う動きがあります。スマート・ドラッグとかニューロエンハンスメントなどと呼ばれていますが、本来は治療用に使われる薬品を健康人が、医師の処方によらずに使っているのです。 私は、ここでニューロエンハンスメントの是非について語るつもりはありませんが、そこで使われる中枢神経興奮…
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中枢神経興奮薬|向精神薬の問題を考える3

アメリカの大学生の間で、頭脳を活性化させる目的でリタリンやアデロールなど中枢興奮作用のある向精神薬を使う動きが広まっているといいます。こうした薬品は、本来、ナルコレプシーやADHDなどの治療のために使われる薬品ですが、こうした障害のない健康人が、医師の処方によらずに不正な手段で向精神薬を入手し、使っているのです。なお、日本ではリタリンは…
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中枢神経興奮薬|向精神薬の問題を考える2

前回の記事で触れたように、向精神薬の不正流通の問題は、もっぱら興奮剤に関係して起きているようです。中枢神経興奮作用のある向精神薬といえば、まず思い浮かぶのがリタリンです。深刻な乱用問題や、不正流通・不正入手にまつわる犯罪を巻き起こしてきたリタリン問題を振り返りながら、中枢神経興奮剤について考えてみましょう。 [前回の記事] 向精神薬の…
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向精神薬の事件|向精神薬の問題を考える1

生活保護受給者から不正入手した向精神薬を違法転売したとされる事件が報道されて以来、向精神薬問題が気になっていますが、それにしても、問題の現況を正確に知るための情報がほとんどありません。というわけで、向精神薬問題の現状について情報収集し、まとめをしておこうと思い立ちました。 何回かに分けて、私の学習メモを掲載していきます。しばらくお付き…
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向精神薬不正売買のニュース

<ニュースから> ●生活保護受給者に無料入手させた向精神薬を転売 容疑の男ら立件へ 大阪市西成区のあいりん地区の生活保護受給者が病気を装って医療機関から無料で処方された向精神薬を、神奈川県横須賀市の男らが買い取って転売していた疑いがあることが20日、神奈川県警への取材で分かった。県警は近く、麻薬取締法違反(営利目的譲渡、所持)などの…
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医薬品等の個人輸入について3

最近、精神作用のある医薬品やいわゆる合法ドラッグを外国から個人輸入する人が増え、また、個人輸入を代行するという輸入代行業が増えているようです。 私が事件や相談例を通じて感じているのが、意外に多くの人が「だいじょうぶかな?」と不安に思いながらも、「このくらい平気」と自分流で判断して、法を犯してしまったり、違法ぎりぎりの行為を続けているら…
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医薬品等の個人輸入について2

最近、精神作用のある医薬品やいわゆる合法ドラッグを外国から個人輸入する人が増え、また、個人輸入を代行するという輸入代行業を行う例が増えていることが、私には気になっています。一般の医薬品については、個人が自分で使用する目的で輸入する場合は、一定量以内の個人輸入が認められており、こうした輸入業務を代行する業者も多数あります。 ところが、「…
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医薬品等の個人輸入について1

最近、精神作用のある薬品やいわゆる合法ドラッグを外国から個人輸入する人が増え、また、個人輸入を代行するという輸入代行業を行う例が増えていることが、私には気になっています。 向精神薬は、資格のない人が輸入することは禁じられていますが、疾病の治療のために処方されている患者が一定量以内を携行する場合など、一定の条件を満たせば、外国から輸入す…
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