テーマ:薬物犯罪と死刑

マレーシアで日本人女性の死刑が確定、覚せい剤密輸事件

2009年にマレーシアの国際空港に、覚せい剤3・5キロを密輸したとして、日本人女性が逮捕され、裁判が行われていました。1審、2審とも死刑の判決が出た後、日本の最高裁にあたる裁判所で審理が行われていましたが、10月15日に上告が棄却され、死刑判決が確定しました。 <ニュースから>***** ●マレーシア、邦人元看護師の死刑確定 覚…
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中国で邦人の死刑を執行|薬物密輸と死刑の問題

中国で、すでに刑が確定していた日本人男性に対して、6月下旬に死刑が執行されたと発表されました。 薬物の売買や密輸罪に対しても、最高刑を死刑と定めている中国では、年間数千人に対して死刑が執行されているといわれますが、そのなかには、薬物取引や密輸に関わった外国人も含まれています。 2010年4月、4人の日本人男性に対する死刑が執行されて…
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インドネシアで死刑執行|薬物密輸と死刑の問題

5月22日加筆***** 5月20日、インドネシアで行われていた覚せい剤密輸事件の裁判で、日本人男性の被告人に終身刑の判決が言い渡されました。 NHKニュースによると、裁判所は、かばんの中に覚醒剤が入っているとは知らなかったとする被告人の主張をしりぞけ、そのうえで「被告の行いはインドネシア政府による麻薬の撲滅の取り組みに反する」とし…
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稲沢市議の覚せい剤事件、中国広東省で公判開始

中国から覚せい剤約3キロを日本に密輸しようとしたとして、広東省の地方空国で逮捕された稲沢市議の公判が、広州市の裁判所で開始されました。8月26日、27日の両日で結審する予定とのことです。 <ニュースから>***** 稲沢市議、「罪を認めません」 中国広州、覚せい剤事件初公判 中国広東省広州市で、麻薬運搬の罪に問われた愛知県稲沢…
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中国で日本人男性に死刑執行、覚せい剤密輸で5人目

7月25日、中国で、麻薬密輸罪で死刑判決が確定していた日本人男性に対する死刑が執行されました。2010年4月に、相次いで4人の日本人男性に対する執行が行われてから4年余り、5人目に対する死刑執行となります。 <ニュースから>***** ●麻薬密輸罪で邦人に死刑執行=50代男、10年以来5人目-中国大連 【北京時事】中国遼寧省大…
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運び屋に対する死刑を見直し|シンガポール

シンガポールは、薬物密輸や売買を厳しく取り締まり、違反者に対しては、外国人であっても、死刑を科す国として知られてきました。同国の薬物乱用法では、薬物の[取引]、[製造]、[輸出入]などの違反に対しては、有罪となれば、科される刑は死刑に限定されており、また、一定量以上の薬物を所持した場合、反証がない限り、[取引]目的であると推定されるなど…
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イランで邦人4人が逮捕|薬物犯罪と死刑の問題

イランの空港で、薬物を国外へ持ち出そうとした日本人4人が逮捕されたと報じられています。イランは、中国と並んで、薬物犯罪者に対する死刑執行が多い国、薬物密輸犯罪に関係しての逮捕となると、今後の展開が気になります。 <ニュースから>***** ●麻薬密輸図り、邦人4人逮捕=イラン イラン警察は24日、日本人4人がイランで製造された…
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自国民が外国で死刑にされるとき、政府は・・・

薬物犯罪と死刑の話題を続けます。 2010年4月、中国で4人の日本人に対して死刑が執行されたときのことを、私は改めて思い出しています。このとき、日本もまた死刑存置国であるという事実が、日本人と日本政府の言動に重くのしかかって、自国民に対する死刑に正面から異議を申し立てることをためらわせました。またしても、日本人に対して執行猶予の付かな…
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中国の薬物法制―厳罰主義に至る過程

薬物犯罪に対する死刑について続けます。 現在の中国では、刑法の規定によって薬物犯罪者に対して死刑を科すことが定められています。巷説でいわれるように、薬物犯罪者、とくに末端の薬物使用者に対して、死刑を含む厳罰で対処するようになった源は、あへん戦争の時期に制定された清朝のあへん禁止法令にさかのぼることができます。しかし、あへん戦争の時代か…
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紛争と薬物と死刑―ゴールデン・トライアングルの場合

前回の記事に続いて、薬物犯罪に対する死刑の導入について。 地域の政情不安にからんで、薬物の生産や流通が大きな不安定要因になり、薬物の流通を抑止するために極刑が導入される・・・その具体的な経過をゴールデン・トライアングルのケースで、検討してみることにします。ミャンマー、タイ、ラオスの国境をまたぐ山岳地域、いわゆるゴールデン・トライアング…
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アジアの薬物極刑ベルト地帯

●薬物犯罪に対する死刑の導入は1980年代に増加 ヨーロッパ各国では、1970年代から、死刑制度の存廃をめぐって国民的な議論が高まり、死刑廃止を定めた欧州人権条約の第6議定書が1985年に発効し、死刑廃止は国際社会を広く巻き込む大きな流れになっていきました。ところが同じころ、アジアの一部地域では、薬物犯罪に対しても死刑を適用するよう、…
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中国でまた日本人に死刑判決

薬物取引を行った犯罪者に対して死刑の判決を言い渡し、厳正に執行している中国で、また日本人に対して死刑判決が下されました。第1審の中級人民法院での判決だということです。 今回もまた、日本に密輸するための覚せい剤に関係した事件。東莞市は、香港から内陸へ約100キロほどのところにある都市で、近年、日本に向けて密輸される覚せい剤の仕出し地とし…
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ナイジェリア国際空港の運び屋たち

わが国の空港では、いま西アフリカからの覚せい剤密輸摘発が増え続けています。彼らの出発地のひとつが、ナイジェリアの国際空港ですが、その出発前の検査でも、多数の密輸犯が摘発されています。ナイジェリアのニュースから紹介します。 <ナイジェリアのニュースから>***** ●飲み込んだ薬物を空港で吐き、密輸犯逮捕 ナイジェリア最大都市ラ…
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マレーシアで日本女性に死刑の判決|薬物密輸

<ニュースから>***** ●37歳邦人女性に死刑判決 覚醒剤持ち込み マレーシア 覚醒剤を持ち込んだとして危険薬物不正取引の罪に問われた元看護師、竹内真理子被告(37)の判決公判が25日、マレーシアの首都クアラルンプール郊外の高等裁判所で開かれ、死刑判決が言い渡された。 同国では一定量以上の薬物所持で有罪が確定した場合の法定刑は…
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外国で死刑に直面している国民に支援|インドネシア

中国の新華社ニュース英語版が、ちょっと興味深い記事を掲載しているので、その概要を紹介します。 <ニュースの概要> ●インドネシア人200人が外国で死刑に直面している 外国にいるインドネシア人の少なくとも200人が、薬物取引や殺人で死刑に直面していると、ユドヨノ大統領がジャカルタで語った。インドネシア人が死刑判決を受けて拘束されてい…
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中国でまた日本人に死刑判決、ただし執行猶予付き

<ニュースから> ●中国でまた日本人に猶予付き死刑判決 麻薬密輸罪で 【北京=川越一】中国遼寧省大連市の中級人民法院(地裁)が5月上旬、麻薬密輸罪に問われた70歳代の日本人の男に対し、執行猶予2年が付いた死刑判決を言い渡していたことが31日、明らかになった。男は上訴したという。 日本外交筋によると、男は2009年7月下旬、大連空港…
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イランで薬物密輸犯7人に死刑執行

いささか時期遅れですが、年末年始に取り上げ損ねていた話題をひとつ。日本ではまだお正月気分だった1月3日、イランで、薬物密輸で死刑判決が確定していた7人に対して死刑が執行されていました。 <1月3日のニュースから> ●イランは薬物密輸事犯7人に対して死刑を執行 イラン国営通信社は、同国が薬物密輸事犯で死刑が確定していた7人に対し…
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アレーシアで邦人女性[運び屋]の裁判|薬物密輸の問題2

<ニュースから> ●マレーシア・日本人元看護師覚せい剤事件 現地裁判所、「覚せい剤持っていた」と認定 東京・目黒区の元看護師がマレーシアの空港で覚せい剤所持の疑いで逮捕・起訴されていた事件の裁判で、現地の裁判所は、元看護師が「覚せい剤を持っていた」と認定した。 この事件は、東京・目黒区の元看護師(36)が、2009年10月、クアラ…
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中国その4|薬物密輸と死刑の問題13

さて、中国の薬物犯罪取締りの現状と、犯罪者を処罰する刑法の規定について概観したところで、本題の薬物犯罪と死刑の問題に視点を戻します。 ここからは、国際ハームリダクション協会The International Harm Reduction Association(IHRA)が最近発表した『薬物犯罪に対する死刑:2010世界の概観 The…
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中国その2|薬物密輸と死刑の問題11

5月3日付けで掲載した記事中に、誤りや不十分な箇所があったので、全面的に書き改めて、再度掲載します。5月3日分は削除しました。 ***** 中国では、薬物の輸出入、製造、販売などに対する処罰を定めているのは、中華人民共和国刑法です。 現行の中華人民共和国刑法は、1997年3月14日、第8回全国人民代表大会において改正されたもの…
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中国その3|薬物密輸と死刑の問題12

●麻薬犯罪組織の拡大 世界中で薬物問題が暴発した1980年代、中国では改革・開放路線に乗じて麻薬犯罪組織が拡大し始めました。中華人民共和国刑法が改正された1997年ころは、中国は深刻化する麻薬問題に直面し、全国的な麻薬禁止運動に注力していた時期に当ります。日本で刊行された文献から、当時の上海市の薬物犯罪情況に関する解説の一部を引用しま…
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中国その2|薬物密輸と死刑の問題11

6月3日付けでいちど記事をアップしましたが、その後、中国刑法に関する文献を入手して読み込んだところ、誤解や不備がいくつもみつかりました。 おわびして、一度記事を削除します。 中華人民共和国刑法での薬物犯罪の規定に関しては、下記の記事をご参照ください。 「中国の薬物法制―厳罰主義に至る過程」 http://33765910.a…
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中国その1|薬物密輸と死刑の問題10

薬物犯罪と死刑の問題を考えてきたシリーズも、ようやく中国にたどり着きました。 2009年末には英国籍の男性1名、2010年4月には日本人4人、いずれも薬物密輸での死刑確定者に対して死刑を執行したことで、世界の関心は中国に向けられています。中国では、毎年数百人の薬物犯罪者に対して死刑が執行されており、そのなかには多くの外国人も含まれてい…
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ベトナム|薬物密輸と死刑の問題9

国際ハームリダクション協会The International Harm Reduction Association(IHRA)が最近発表した『薬物犯罪に対する死刑:2010世界の概観 The Death Penalty for Drug Offences:Global Overview 2010』を読みながら、薬物犯罪と死刑の問題を考え…
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薬物犯罪に対する死刑、国際ニュースが伝えています

当ブログ「薬物密輸と死刑の問題」シリーズで、情報ソースとして紹介しているのが、国際ハームリダクション協会The International Harm Reduction Association(IHRA)が最近発表した『薬物犯罪に対する死刑:2010世界の概観 The Death Penalty for Drug Offences:Gl…
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シンガポール続|薬物密輸と死刑の問題8

国際ハームリダクション協会The International Harm Reduction Association(IHRA)が最近発表した『薬物犯罪に対する死刑:2010世界の概観 The Death Penalty for Drug Offences:Global Overview 2010』を読みながら、薬物犯罪と死刑の問題を考え…
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シンガポール|薬物密輸と死刑の問題7

国際ハームリダクション協会The International Harm Reduction Association(IHRA)が最近発表した『薬物犯罪に対する死刑:2010世界の概観 The Death Penalty for Drug Offences:Global Overview 2010』を読みながら、薬物犯罪と死刑の問題を考え…
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マレーシア続|薬物密輸と死刑の問題6

国際ハームリダクション協会The International Harm Reduction Association(IHRA)が最近発表した『薬物犯罪に対する死刑:2010世界の概観 The Death Penalty for Drug Offences:Global Overview 2010』を読みながら、薬物犯罪と死刑の問題を考え…
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マレーシア|薬物密輸と死刑の問題5

国際ハームリダクション協会The International Harm Reduction Association(IHRA)が最近発表した『薬物犯罪に対する死刑:2010世界の概観 The Death Penalty for Drug Offences:Global Overview 2010』を読みながら、薬物犯罪と死刑の問題を考え…
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インドネシア|薬物密輸と死刑の問題4

国際ハームリダクション協会The International Harm Reduction Association(IHRA)が最近発表した『薬物犯罪に対する死刑:2010世界の概観 The Death Penalty for Drug Offences:Global Overview 2010』を読みながら、薬物犯罪と死刑の問題を考え…
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