テーマ:青少年と薬物

大麻乱用少年44%増|少年非行情勢2015年

警察庁は今日、2015年の少年非行に関する統計資料を発表しました。最近の犯罪減少傾向を反映して、刑法犯少年は12年連続で減少、2015年もまた戦後最少記録を更新したといいます(下記参照①)。 そのなかで、薬物犯罪だけは、数年来続いていた減少傾向にピリオドを打って、明確な増加を示しています。とくに、大麻事犯少年の増加ぶりは顕著で、前…
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中高生の薬物離れが進行|米モニタリング・ザ・フューチャー調査

40年以上にわたって米国で毎年行われている、中高生の薬物・アルコール・タバコ使用に関する大規模調査、モニタリング・ザ・フューチャー(Monitoring the Future)の2015年版の速報が発表されました。 ●薬物、アルコール、タバコともに減少 米国の中高生の薬物使用は、大麻を除けば、全般的に低下傾向にあり、薬物問題は落…
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薬物・アルコール・タバコすべて減少|米中高生調査

米国では、少年の薬物使用をめぐって、大麻、処方薬、そして危険ドラッグの乱用が懸念されていましたが、最新の中高生調査では、そのいずれもが好転の兆しを示したようです。これで、長期的に減少し続けているアルコール、タバコ、そして薬物とすべての分野で減少トレンドとなりました。ただし、電子タバコの意外な増加が気になりますが・・・。 この明るいニュ…
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EUで危険ドラッグ使用が増加|最新の青少年調査から

危険ドラッグに対する若者の意識と態度に焦点を当てた、青少年と薬物に関する最新世論調査の結果が、EUから発表されています。今回紹介するのは、EU加盟28か国を通じて行われるEurobarometer調査の「青少年と薬物YOUNG PEOPLE AND DRUGS」で、EU28か国の15歳から24歳までの合計13,128人を対象に、今年6月…
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日本の子どもたちは素晴らしい|文科省の薬物意識調査

子どもたちの喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育の指針作りのために、文科省が行ってきた大規模調査の4回目、2012年調査の結果が発表されました。 ≪ニュースから≫***** ●嫌煙、小中高生に浸透=「将来たばこ吸う」大幅減―脱法ハーブ半数超が認識・文科省 小中高生を対象にした薬物や喫煙、飲酒に対する意識調査で、「将来たばこを吸うと思う…
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米モニタリング・ザ・フューチャー調査2012年の速報

米国で毎年行われている、中高生の薬物・アルコール・タバコ使用に関する大規模調査「モニタリング・ザ・フューチャー調査」の2012年版の速報が発表されました。コカインやメタンフェタミンなどの規制薬物に関しては、全般的に使用率は低下傾向にあり、若者の薬物問題は落ち着きを見せていますが、大麻だけは減少の気配をみせていません。 ●中高生の大…
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放課後に学校近くで薬物、飲酒、喫煙|アメリカの高校生調査

・ 放課後に薬物、飲酒、喫煙している子がクラスにいる・・・86%がイエス ・ 学校内で薬物を売っている子がいる・・・44%がイエス ・ 学校近くに、生徒が放課後に立ち寄ってハイになれる場所がある・・・52%がイエス 新学年を迎えるアメリカで、米コロンビア大学が例年実施している「薬物乱用に対するアメリカ人の態度の全国調査Nati…
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若者の薬物離れ|警察庁の薬物犯罪情勢資料

警察庁が毎年発表する薬物犯罪情勢資料の2011年版が、今日発表されました。これは、全国の警察が2011年中に取り扱った薬物と銃器犯罪の統計に基づいて、薬物・銃器情勢を分析したもので、警察庁のサイトに掲載されています。 <警察庁の資料> 警察庁刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課編『平成23年中の薬物・銃器情勢(暫定値)』2012年…
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脱法ドラッグと青少年|欧米の実態調査から

「合法」や「ハーブ」といった語感から、害が少ないと誤解して使って、思いがけない強い作用を受ける例が多いと言われるのが、「合法ハーブ」などとして販売されている脱法ドラッグです。 青少年はこうした脱法ドラッグをどう受け止め、どの程度使っているのか、実態が気になるところです。残念ながら、わが国では本格的な調査はまだ行われていないようですが、…
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少年の大麻使用が増加傾向に|アメリカの中高生調査

アメリカの中高生を対象に、薬物使用の実態と意識を調査するモニタリング・ザ・フューチャー調査の、2011年版の速報が公開されています。 ●少年のタバコとアルコール使用は長期的に減少傾向 2011年調査で最も注目されているのは、タバコとアルコールの使用率が減少したこと。調査対象となっている中3、高1、高3の全学年で、1975年にこの…
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小中学生にも薬物検査|アメリカのニュースから

ニュージャージー州中部のベルヴィディアという小さな町では、小中学校の第6学年(日本の小6)、第8学年(日本の中2)生徒に対して薬物・アルコール検査を行うことになったと、ニュースが伝えています。 アメリカでは、スポーツなどの課外活動に参加するハイスクール生を対象に薬物検査を行うプログラムがあり、学校で薬物検査が行われることは珍しくないの…
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薬物もクスリもアルコールと一緒はダメ

クリスマスから新年にかけて飲酒の機会が増える季節に、英国オクスフォードシャー州の薬物アルコール・アクション・チーム(Oxfordshire DAAT)は、ドラッグとアルコール併用の危険性を啓発するキャンペーンをやっているそうです。3匹のハリネズミをキャラクターにしたポスターやコースターを配布し、You Tubeでアニメーションを提供して…
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小学生から青少年まで、それぞれの啓発資料を提供|厚労省HP

万人向けは、結局のところ誰にも向かない・・・。薬物乱用防止について語るには、相手の年齢や生活状況、薬物に触れやすい場面などを考慮することは、とても大切。小学生、中学生、高校生、大学生、それぞれの語り口があるはずです。 厚生労働省では、対象年代別の薬物乱用防止パンフレットを作成して配布していますが、最近、同省のHPで改定版がいくつか…
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アメリカで少年の大麻使用が増加|モニタリング・ザ・フューチャー調査2010

アメリカの若者世代を対象に、薬物乱用の実態と意識の調査をするモニタリング・ザ・フューチャー調査、その2010年調査の概要が発表されました。今年の調査対象はセコンドリー・スクール396校の第8学年(日本の中2)、10学年(高1)、12学年(高3)の生徒約47,000人です。 ●タバコより大麻を使った生徒のほうが多い 今回の調査では…
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麻薬・覚せい剤乱用防止運動展開中|日米で同時にキャンペーン

10月、11月は、麻薬・覚せい剤乱用防止の時期。この週末も、全国のどこかで「麻薬・覚せい剤乱用防止運動」が行われたことでしょう。この時期、公共施設などで「ダメ。ゼッタイ。」のポスターを見かけることが増えますね。 たとえば東京大会は、11月27日(土曜日)開催予定 ・ 麻薬・覚せい剤乱用防止功労者表彰式 ・ 薬物乱用防止ポスター…
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薬物に対する見方|学校と薬物乱用事件3

前回で取り上げた関西四大学新入生調査について、さらに検討してみたいと思います。前回で触れたように、この調査では、回答者の過半数が「大麻は手に入る」と回答していますが、この数字はきわめて重い意味を持っているのではないかと思うのです。 ●薬物に対する否定的な見方 若者と薬物使用の調査として定評のあるモニタリング・ザ・フューチャーMo…
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大学生の意識|学校と薬物乱用事件2

<ニュースから> ●大学生6割が「大麻手に入る」 関関同立の新入生調査 「関関同立」と呼ばれる関西大(大阪府吹田市)、関西学院大(兵庫県西宮市)、同志社大(京都市)、立命館大(同)は21日、新入生を対象にした薬物についての意識調査の結果を発表し、昨年の2倍に当たる約64%が「大麻は手に入る」と回答したことを明らかにした。 「大麻を…
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大学での薬物乱用防止指導|学校と薬物乱用事件1

先日は、北海道で中3の女子生徒が校内で大麻を所持したという事件が報じられ、また今日は大学の敷地内で留学生が大麻草を栽培したというニュースが伝えられました。学校をめぐる薬物乱用問題は、いまどうなっているのか、対策はどこまで進んでいるのか、まとめて考えておきたいと思います。 <ニュースから> ●大学で大麻草栽培 外国人2人を逮捕・送…
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若者と薬物使用の新潮流

青少年が、コカインやヘロインから脱法ドラッグに移行し始めている・・・先週、英国でこんな発表がありました。薬物トリートメントに関する最新の研究報告書「NTAレポート・薬物トリートメント2009-10」は、青少年層の薬物使用傾向に、大きな変化が起きていることを示しています。 この報告書は、国立薬物乱用トリートメント局National Tr…
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大学新入生に脱法ドラッグ啓発|英国の取り組み

新学期を迎えた英国では、新入学の学生に向けて、脱法ドラッグ乱用防止の啓発キャンペーンが展開されています。英国(UK)内務省の報道発表から、その様子を紹介しましょう。 <内務省の報道発表より> ●脱法ドラッグの危険性を学生たちに警告 「合法」として売り込まれているドラッグが、けっして「安全」ではないことを学生たちに伝えるキャンペーン…
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レイブ禁止ではなく、薬物持ち込みを禁止するために

須磨海岸の麻薬事件を受けて、神戸市は、再発防止に向けて、専門チームを立ち上げ対応策の協議に入ると、今日の産経ニュース兵庫版が報じています。 <ニュースから> ●須磨海岸の麻薬事件受け、神戸市が専門チーム 規制など検討 兵庫 「事件直後、市は、シーズン中の音楽イベントを中止するよう業者の組合に申し入れたが、18~24日までの間、…
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レイブで病院搬送が100人超|LAのニュースから

この週末、ロサンゼルスのLA記念コロシアムでは185,000人の入場者を集める大型イベントが開かれましたが、その会場から100人を超える若者が病院へ搬送される事態に、公共施設を利用してドラッグ・パーティをやってよいのか、と議論が起きています。ロサンゼルス・タイムズの記事から、紹介します。 <ニュースの概要> ●LAコロシアムのレ…
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野外イベントの季節、薬物乱用防止の取り組みを

ヨーロッパはいま、野外音楽イベントのシーズン開幕を迎えようとしています。例年、イベントに集まる若者を目当てに脱法ドラッグの販売合戦が繰り広げられ、会場内外での薬物乱用が問題になってきましたが、脱法ドラッグ対策を加速させている英国内務省は、夏の音楽イベント対策に着手したようです。 英国BBCニュースは、内務省は、主催者側に対して薬物乱用…
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中学生の大麻喫煙|不良行為少年と補導

当ブログ1月8日の記事で、中学生の大麻所持事件に関して、14歳以上の場合と、14歳未満の場合では手続きが違うことを説明しました。14歳以上であれば大麻取締法に違反した犯罪少年として逮捕され、少年法に従った手続きがとられますが、14歳未満の場合は、刑事責任を問うべき年齢に達していないため、犯罪として取り扱われません。こうした場合、警察では…
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少年期の飲酒、大麻が及ぼす影響とは|オランダの薬物政策転換の背景

中高生の喫煙、飲酒と薬物乱用の関係について、いろいろな角度から考えています。中高生の喫煙、飲酒、薬物乱用は、少年期の心身の発達、能力や社会性の成長を脅かす深刻な問題です。 さて、2009年は大麻規制政策をめぐる議論が世界中で沸き起こりましたが、そのなかで、繰り返し、少年層への影響について語られてきたことが、私にとっては印象的でした。英…
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中高生の喫煙と大麻|大阪府警の分析から

中高生の喫煙に関するニュースが続きました。今日は、中高生の喫煙と大麻乱用とのつながりを感じさせる、大阪府警の分析報告が伝えられています。産経新聞からちょっと長い記事を紹介します。 <ニュースから> ●大麻事件摘発の少年「たばこの延長で…」 大阪府警調書分析 たばこの延長で大麻に手を出し、仲間とのしがらみでやめられなくなる-。大…
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毎月22日は禁煙の日|少年の喫煙防止

昨日の新聞各紙に、ニコチン依存の記事が載っていました。日本循環器学会や日本癌学会などでつくる「禁煙推進学術ネットワーク」は、今月から毎月22日を「禁煙の日」とすることにしたと、記事は伝えています。 <ニュースから> ●20代喫煙者 7割が依存症 治療の保険適用 大半が基準外 喫煙は、がんや心臓病の原因となるほか、自分ではたばこ…
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大麻乱用が危惧される少年とは|少年非行等の概要その4

警察庁生活安全局少年課『少年非行等の概要(平成21年1~12月)』を読みながら、少年の薬物乱用状況について考えるシリーズ、最後に、気になる少年の大麻乱用について、もう少し詳しく見ておきましょう。 ●20歳前後が大麻乱用に最も近い年代 少年の大麻乱用に増加傾向が見られると、私はこのブログでも何度か述べてきました。ただし、急激な増加…
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シンナー乱用期の終焉に向かって|少年非行等の概要その3

日本の若者の薬物乱用が変化していることをもっともストレートに示すのが、シンナー乱用に関するデータです。前回も述べたように、日本の薬物乱用は第二次大戦後からずっと、覚せい剤をけん引役として展開し、覚せい剤に手の届かない年少の少年たちにとっては、シンナーが最初の薬物として定着していました。 シンナー等有機溶剤の乱用は、昭和50年代後半がピ…
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中高生、大学生の薬物乱用の傾向|少年非行等の概要その2

警察庁生活安全局少年課「少年非行等の概要(平成21年1~12月)」を読みながら、少年の薬物乱用状況について考えています。 日本の若者の薬物乱用のスタイルが変わり始めている・・・。少年の薬物乱用に関するデータを見るたびに、私はその思いを強くします。 日本の薬物乱用は第二次大戦後からずっと、覚せい剤をけん引役として展開してきました。…
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