テーマ:薬物密輸・密売

アジアで覚せい剤流通が急増|国連の合成薬物報告書2015

5月25日、国連薬物犯罪事務所は2015年版の合成薬物報告書をバンコクで発表しました。アジア圏の急速な経済発展と、アジア太平洋地域の経済統合の加速に便乗して、不法薬物の国際流通もまた、記録的な拡大を続けています。 日本では、この数年、覚せい剤問題は沈静化しているようにみえますが、日本を取り巻く地域では、覚せい剤(メタンフェタミン)の流…
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覚せい剤大国メキシコと薬物カルテル

税関検査で、メキシコから届いた航空貨物の中に隠された覚せい剤44キロが発見され、受取役の在日メキシコ人が起訴されました。 <ニュースから>***** ●金属製タンクで覚せい剤44キロ空輸企てる メキシコ男を起訴 千葉地検 千葉地検は20日、覚せい剤約44キロ(末端価格約11億円相当)を密輸しようとしたとして覚せい剤取締法違反(営利…
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覚せい剤大国メキシコからの密輸を摘発

成田空国でメキシコ国籍の女子大生が、覚せい剤を密輸したとして逮捕されました。特産のテキーラ瓶に詰められていたのは、液体状の覚せい剤、乾燥重量にして約1.6キロでした。 <ニュースから>***** ●メキシコ人女性による覚醒剤密輸入事犯を摘発 東京税関成田税関支署と千葉県成田国際空港警察署は、平成27年4月27日、メキシコ合衆国…
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インドネシアで死刑執行|薬物密輸と死刑の問題

5月22日加筆***** 5月20日、インドネシアで行われていた覚せい剤密輸事件の裁判で、日本人男性の被告人に終身刑の判決が言い渡されました。 NHKニュースによると、裁判所は、かばんの中に覚醒剤が入っているとは知らなかったとする被告人の主張をしりぞけ、そのうえで「被告の行いはインドネシア政府による麻薬の撲滅の取り組みに反する」とし…
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またタイから覚せい剤密輸、気になる新たな流通ルート

昨年、成田空港をはじめ各地の空国で、タイからの覚せい剤密輸が次々と摘発され、なかでも、若い女性を運び屋に仕立てて、体内に覚せい剤を隠して持ち込む手法が目につきました。 税関の報告書によると、2014年に全国の税関で、覚せい剤の密輸で摘発されたタイ人は30人、そのうち25人までが20~30歳代の女性でした。しかも、その半数近い12人が、…
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覚せい剤密輸事件、差し戻し審で逆転有罪判決

2009年7月、実行役の男性がトルコから関西国際空港に覚せい剤約4キロが入ったスーツケースを持ち込んだ事件で、輸入の指示をしたとして起訴されたイラン人男性の差し戻し審(裁判員裁判)が、大阪地裁で行われていましたが、3月24日、被告人を有罪とする判決が言い渡されました。 <ニュースから>***** ●覚醒剤密輸のイラン人に逆転有罪…
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2014年の密輸摘発状況|税関の発表

財務省が、全国の税関が空港や港湾等において、不正薬物の密輸入等の関税法違反事件を取り締まった実績を発表しました。 発表された資料には、 ・不正薬物の押収量が3年連続で600kg超え ・覚醒剤の摘発件数が過去2番目を記録 と記載され、覚せい剤を中心に、わが国への薬物密輸が依然として深刻な状態にあることが記されています(下記参照①)…
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薬物密売と通信傍受

通信傍受法(正確にいうと「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」)が、改正に向けて動き出しています。1999年に制定されたこの法律は、組織的に行われる薬物犯罪などの捜査で、通信の傍受によらなければ犯罪の捜査が著しく困難な場合に、個人間で交わされる電話やメールを傍受することについて定めています。 対象となる事件は、薬物犯罪、銃器犯罪、組…
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覚せい剤密輸で日本人が中国で拘束|年末のニュースから

遅ればせながら、年頭のご挨拶を申し上げます。 2015年も、日本と世界の薬物問題について考えていきたいと思います。 さて、年の瀬のことですが、中国から気になるニュースが届いていました。 厦門(アモイ)で日本人男性2人が、また広州白雲空港では、中国在留の韓国人14人が、覚せい剤密輸に関与したとして逮捕されたということです。 …
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稲沢市議の覚せい剤事件、中国広東省で公判開始

中国から覚せい剤約3キロを日本に密輸しようとしたとして、広東省の地方空国で逮捕された稲沢市議の公判が、広州市の裁判所で開始されました。8月26日、27日の両日で結審する予定とのことです。 <ニュースから>***** 稲沢市議、「罪を認めません」 中国広州、覚せい剤事件初公判 中国広東省広州市で、麻薬運搬の罪に問われた愛知県稲沢…
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中国で日本人男性に死刑執行、覚せい剤密輸で5人目

7月25日、中国で、麻薬密輸罪で死刑判決が確定していた日本人男性に対する死刑が執行されました。2010年4月に、相次いで4人の日本人男性に対する執行が行われてから4年余り、5人目に対する死刑執行となります。 <ニュースから>***** ●麻薬密輸罪で邦人に死刑執行=50代男、10年以来5人目-中国大連 【北京時事】中国遼寧省大…
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千葉地裁で無罪判決|覚せい剤輸入事件

千葉地裁の裁判員裁判で審理されていた覚せい剤輸入事件で、また無罪が言い渡されました。第一審の裁判員裁判での全面無罪、これで17人目となりました。 <ニュースから>***** ●覚醒剤密輸事件で無罪判決 覚醒剤をスーツケースに隠し、成田空港から密輸しようとした罪に問われたタンザニア人の男性の裁判員裁判で、11日、千葉地方裁判所は…
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医師から密売人へ、注射器を横流し

覚せい剤密売人にとって、覚せい剤とともに顧客に提供する、重要な商売道具のひとつが注射器ですが、密売人の手元から大量に押収された注射器が、実は、医師が横流しした物だったことが明らかになりました。 覚せい剤密売人を検挙した兵庫県警が、その手元から押収した注射器の入手先を捜査し、容器に記載された顧客番号を追って容疑者を検挙したということです…
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中国での覚せい剤密造 | 覚せい剤密輸の半世紀9

2、中国大陸への密造拠点の移転  1990年代初めころ、韓国や台湾は覚せい剤に対する取り締まりを強化し、国内での密造を制圧しました。覚せい剤供給の源泉を断ったことで、韓国や台湾では、拡大し始めた覚せい剤乱用問題が鎮静化し、わが国でも、密輸される覚せい剤が減少し、品薄状態となりました。一時的には、大成功をおさめたことになります。  し…
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ダークネットで薬物取引|日本に覚せい剤密輸の男性逮捕

薬物、盗品、ハッキング用プログラム・・・何でもありのインターネット取引サイト‘シルクロード’が米FBIによって摘発されたのは、昨年秋のことでした(下記参照①)。しかし、摘発から数か月経ったころ、インターネット上には同じ‘シルクロード’を名乗るサイトが復活しただけでなく、似たようなサイトが続々と登場し、以前にも増した活況を呈しているといい…
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密造拠点の中国への移動 | 覚せい剤密輸の半世紀8

覚せい剤密輸の半世紀 第2章 大規模な密造地域の形成・・・1990年代~  韓国や台湾の覚せい剤密造拠点は、各国での取り締まり強化にともなって、さらに新たな地域に移転・拡散していきます。台湾の密造グループは、対岸の中国福建省や広東省の沿岸部に新たな密造拠点を広げ、また韓国の密造グループからは、韓民族の住む中国北東部へ密造技術…
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覚せい剤密輸のニュースをまとめて

このところ、成田、福岡、中部と各地の国際空港で覚せい剤密輸摘発のニュースが続きました。密輸の仕出し地は、メキシコ、西アフリカ、香港、韓国と多彩、そして検挙された人たちの国籍も、西アフリカ、オーストラリア、日本、そして在日の韓国人と多様です。 わずか1週間ほどの間に報道された事件ですが、まるで、覚せい剤密輸の見本集のようにあらゆるパター…
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覚せい剤密輸事件 | 覚せい剤密輸の半世紀7

6、覚せい剤密輸事件  1970年代、韓国や台湾などの近隣国で密造される覚せい剤が日本に密輸されるようになり、日本国内で密売される覚せい剤が次第に増加し始めます。覚せい剤密輸の草分けともいえるこの時期に、どんな人たちが、どのような手法で密輸を行っていたのか、実際の事件を通じてみておきましょう。 ⑴ 運び屋たち  1…
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密売人検挙のニュースで覚せい剤の流通経路をまとめてみた

大阪で密売人検挙のニュースが、相次いで報じられました。逮捕されたのは、100グラムを仕入れて営利目的での譲り受けに問われている密売グループと、密売用の覚せい剤267グラムを営利目的で所持したとされる密売人。 両者とも、取り扱った覚せい剤の量からみると、いわゆる中卸(なかおろし)と呼ばれる中間密売人なのでしょうか。 4月18日のニュー…
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台湾への進出 | 覚せい剤密輸の半世紀6

5、台湾への進出  1975(昭和50)年ころになると、わが国で摘発される覚せい剤密輸事件の仕出し地として、台湾、タイ、香港などが散見されるようになります。なかでも台湾は、その後わが国への主要な供給地になり、それまでわが国への覚せい剤供給地として第一位を占めていた韓国に代わって、1984(昭和59)年以降は、台湾が仕出し地の首位を占め…
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密造拠点の拡散 | 覚せい剤密輸の半世紀5

4、韓国での取り締まり強化と密造拠点の拡散  韓国では、日本統治時代にモルヒネ等の麻薬乱用が広まり[31] 、1945年の独立後もしばらくは深刻な状況が続きましたが、その後の強力な取り締まりによって、1960年代後半ころから麻薬犯罪は急速に減少し始め、1970年代には麻薬問題はほぼ根絶したと見られていました。  しかし、やがて日…
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え、暴力団が薬物乱用撲滅サイトとは・・・

多忙にしていたため、数日ぶりにニュースのチェックをしていたところ、英国のニュースサイトに「日本の暴力団がウェブサイトを立ち上げ」という記事があることに気づきました。 ザ・ガーディアンが、4月2日付で掲載した「日本の暴力団が独自のウェブサイトを立ち上げ」という記事(AFP配信)から、少し拾い読みしてみましょう(下記参照①)。 <ニ…
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密造拠点は韓国へ|覚せい剤密輸の半世紀4

覚せい剤密輸の半世紀を振り返る連続記事です。 第1章 密造から密輸へ・・・1970年代~ を続けます。 3、韓国での覚せい剤密造の開始  1969(昭和44)年ころ、再び覚せい剤市場が活発化し始めるとともに、国内での密造も動き始めましたが、覚せい剤の密造は悪臭を発するために発覚しやすく、警察による摘発が相次ぎ、やがて密造は下…
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シャブ時代の開幕|覚せい剤密輸の半世紀3

覚せい剤密輸の半世紀を振り返る連続記事です。 前記事は ヒロポン時代の終焉|覚せい剤密輸の半世紀2 (2014/03/28) http://33765910.at.webry.info/201403/article_13.html 第1章 密造から密輸へ・・・1970年代~ 1、シャブの時代の開幕  1958(昭和3…
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ヒロポン時代の終焉|覚せい剤密輸の半世紀2

現在、日本の乱用市場に出回る覚せい剤のほとんどは、外国で密造され、不正な手段で密輸されたものです。 最初は国内で密造されていた覚せい剤が、外国から密輸されるようになったのは1970(昭和45)年ころのことで、それ以来およそ半世紀にわたって、日本の乱用市場は、もっぱらアジアの近隣国からの覚せい剤を受け入れながら拡大し、成熟してきました。…
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控訴審で逆転有罪|覚せい剤輸入事件

2013年2月に、千葉地裁の裁判員裁判で無罪が言い渡された覚せい剤密輸事件の控訴審で、今日、東京高裁が逆転有罪の判決を下しました。このところ、1審の無罪判決を破棄して有罪を言い渡す高裁判決が続いているうえ、さらに、逆転有罪を支持する上告審の判断も相次いで出て、いくらか流れが変わったなと感じています。 とりあえず、最近、覚せい剤輸入…
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日本の覚せい剤密輸を振り返る|覚せい剤密輸の半世紀1

現在、日本の乱用市場に出回る覚せい剤のほとんどは、外国で密造され、不正な手段で密輸されたものです。 最初は国内で密造されていた覚せい剤が、外国から密輸されるようになったのは1970(昭和45)年ころのことで、それ以来、日本の乱用市場に向けて、外国産の覚せい剤が密輸され続けていることになります。 日本への覚せい剤密輸が始まって、やがて…
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カルテルの標的はアジア太平洋地域|石材に隠した大量覚せい剤密輸

メキシコからの船積貨物を使った、覚せい剤の大型密輸が続々と摘発されています。今度は、重さ20トンの石材の中に大量の覚せい剤が隠されていたという事件。どうやら、これまでの密輸とは、少し違う流れが見え隠れしているようです。 <ニュースから>***** ●大理石に覚醒剤隠し密輸か、メキシコ人ら5人逮捕 大理石とみられる石材の塊の中に…
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地下鉄車両に「Sモノ」手書きビラ

大阪の地下鉄車両に手書きビラを貼りまわったとして、男性が追送検されました。事件は、昨年10月から11月、始発時間帯の地下鉄車両のドアに、覚せい剤などの密売を持ちかける内容の、手書きの広告ビラを貼ったというもの。 <ニュースから>***** ●地下鉄に覚せい剤密売広告=容疑の40歳男追送検―大阪府警 大阪市営地下鉄の始発電車に覚…
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ネット通販を利用、米国からの大麻密輸を摘発

ネット通販の利用者宛てに、誤配送を装って大麻を隠した商品を送り付け、転送してもらうという凝った手口で、米国から大麻を密輸したグループの受取役が逮捕されました。米国での発送役と、日本での受取役の役割分担と、前例のない凝った手口で注目を集めていますが、本格的な薬物犯罪組織による密輸とは、どこか異質なものを感じる密輸グループです。 <ニ…
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