テーマ:薬物犯罪

平成20年の薬物事犯のデータが発表されました

待っていたデータが、ようやく本日公表されました。警察庁組織犯罪対策部薬物銃器対策課編「平成20年中の薬物・銃器情勢 暫定値」で、昨年1年間に警察が取り扱った薬物事件の統計です。概要についてはすでに記者発表され、その詳細データが公開されるのを待っていたところでした。 警察庁HP http://www.npa.go.jp/index.ht…
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平成20年の少年の薬物事犯データが発表されています

2月下旬に、警察庁生活安全局少年課が「少年非行等の概要(平成20年1~12月)」を公表しました。これは、少年非行に関する昨年1年間のデータとして毎年発表される、もので、現在は暫定値での発表で、後に確定数字のものが公表されます。 警察庁HP http://www.npa.go.jp/index.htm 少年非行等の概要 http://…
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警察庁が平成20年の薬物情勢を発表しました。

●大麻:汚染まん延、検挙者2778人 08年過去最多 昨年1年間に大麻取締法違反容疑で検挙されたのは前年比507人増の2778人で、統計を取り始めた56年以降で最多だったことが警察庁のまとめで分かった。昨年から今年にかけて大相撲力士や俳優らの逮捕が相次いだが、すべての年代で増えており、大麻汚染のまん延が統計でも裏付けられた。 年代別…
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刑の一部執行猶予制度、薬物事犯者も対象になるか

2011年10月5日訂正 下線部分の誤りをご指摘いただきましたので、訂正します。ご指摘ありがとうございます。 **** <ニュースから> ●一部執行猶予、薬物犯ら対象…法務省試案 法務省は、罪が比較的軽い受刑者について、懲役や禁固刑の一部の執行を猶予して社会の中で更生させる「一部執行猶予制度」と、保護観察対象者に社会貢献活動を…
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薬物事犯の内容――大麻取締法違反/覚せい剤取締法違反

大麻の栽培事犯が増えているといわれます。でも、大麻取締法違反で検挙される人たちは、どんな違反を犯して検挙されているのか、具体的なイメージを欠いておられる方が多いようです。 覚せい剤取締法や大麻取締法などの薬物事犯について、犯行態様別の内訳は、警察庁が発表する『平成19年の犯罪』に掲載されています。 http://www.npa.…
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平成20年警察白書を読む

今年の警察白書が刊行されました。もう少しすると、インターネットでも公開されますが、現在は書籍の形で販売されています。 参考までに、インターネットで読む警察白書は警察庁ホームページ内。平成19年版までが公開されています。 http://www.npa.go.jp/hakusyo/index.htm 警察庁編『平成20年警察白書』…
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有名人にとっては、薬物事件はとくに辛口

たまたま、いま私が読んでいる国連の麻薬統制委員会の報告書のなかに、こんな文章がありました。 ●有名人の薬物事犯者 「今日では、これまで以上に、多くの人々がメディアを通じて、スポーツや、エンターテインメント業界またはアートの世界でよく知られた有名人のふるまいをまねている。一般に、ふるまいが劇的なほど、メディアや大衆の歓心をひきつけ、そ…
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平成20年上半期の薬物情勢が発表されています

警察庁がまとめるわが国の薬物情勢の年次報告書、平成20年上半期版が発表されています。 警察庁組織犯罪対策部薬物銃器対策課編「平成20 年上半期の薬物・銃器情勢」 http://www.npa.go.jp/sosikihanzai/yakubutujyuki/yakujyuu/yakujyuu3/h20a_jyousei_yakuzy…
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少年のシンナー乱用は西高東低

少年のシンナー乱用が減っています。たしかに、私が主に仕事をしている首都圏では、近年では、少年のシンナー乱用事件に出会うことが、本当に少ないのです。そもそも、成人の刑事事件では、正式公判が開かれる事件には原則として弁護人がつきますが、少年手続きでは付添人として弁護士が関与することは少なく、とくにシンナー乱用のような比較的簡単な事件では弁護…
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少年の薬物乱用―平成20年の上半期

少年の薬物乱用の動向について、昨日は平成19年のデータを紹介しました。さて、今年の上半期のデータが数日前に公表されたので、引き続き、最新のデータをみることにしましょう。 参照するのは、警察庁ホームページで発表されている次のものです。 警察庁生活安全局少年課編『少年非行等の概要(平成20年上半期)』 大きな流れは、平成19年…
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少年の薬物乱用―覚せい剤、シンナーは減少。大麻とMDMAは増加気味

ここ数年、薬物乱用が沈静化していると、当ブログで何度かお伝えしてきました。その傾向がさらにはっきり現れているのは、少年の薬物問題の動向です。 少年の薬物乱用の動向については、警察庁が毎年発表する『少年非行等の概要』を参照してみましょう。最新のデータは、今年(平成20年)2月に発表されたもので、インターネットで読むことができます。この資…
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また自衛隊で薬物問題

●覚せい剤使用、40歳隊員を免職=陸自 7月8日13時16分配信 時事通信より 陸上自衛隊は8日、自宅で覚せい剤を使用したとして、練馬駐屯地(東京都練馬区)所属の2等陸曹(40)を懲戒免職処分にしたと発表した。 陸自東部方面総監部などによると、2曹は6月12日、都内の自宅アパートで覚せい剤を使用したところを、警視庁の捜査員に覚せい…
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<覚せい剤>執行猶予中の再犯・懲役太郎

「クスリやめるしかないだろ。このままじゃ、またすぐにブタバコだ。覚せい剤やめないと、俺みたいに懲役太郎になっちまうぞ。」 警察署の留置場で、ひざを抱えてマンガを読んでいる彼に、年配の同室者が、ぼそぼそと話し始めました。 懲役太郎…、刑務所と社会を行き来しながら生涯を過ごしてしまう人たちを、こんなふうに呼ぶのだそうです。高齢で社会に戻…
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自治体職員の間での薬物汚染に対して

●「薬物汚染」の様相 桜井市環境部、不祥事に打つ手なし 5月29日7時51分配信 産経新聞ニュースより抜粋 桜井市環境部業務課職員による覚醒(かくせい)剤授受事件にからみ、新たに28日、覚せい剤取締法違反容疑で同課アルバイト職員が、大麻取締法違反容疑で同課臨時職員が逮捕された。薬物をめぐる同課職員の逮捕は、元職員も含めてこれで5人。…
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薬物問題週間ニュース 5月18日(日)~5月24日(土)

今週もまた、密売人検挙の報道がずらりと並びました。覚せい剤の流通量が減少して、末端の乱用者の検挙が減っている近年、警察は密売組織の摘発にエネルギーを傾けているようです。 ●大阪では焼き芋屋台、東京ではクラブ。薬物密売拠点を摘発 5月18日18時41分配信 毎日新聞ニュースより http://headlines.yahoo.…
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突き上げ捜査あるいは芋ヅル式検挙

平成13年ころから、覚せい剤での検挙人員が減少していますが、この減少は、覚せい剤犯罪の捜査手法にも、変化をもたらしているようです。 覚せい剤事犯で最も多いのが、少量の覚せい剤を自分で使うために所持していたような、末端の乱用者の事件です。第三次乱用期の初めころ、大都市の繁華街では、日常的な警ら活動の中で、毎日のように覚せい剤乱用者が…
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覚せい剤使用で心神喪失の判決

Asahi.com 2008年03月18日06時04分ニュースより抜粋 覚せい剤所持・使用や不法残留、強盗致傷など10罪に問われたイラン国籍の被告の判決公判が岐阜地裁であり、裁判長は覚せい剤所持・使用と不法残留のみ有罪とし、懲役2年執行猶予4年(求刑懲役10年)を言い渡した。覚せい剤使用後に及んだ強盗などは「覚せい剤の影響で心神喪失の…
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大麻事犯は若者が中心・・・平成19年の薬物情勢

再び「平成1 9 年中の薬物・銃器情勢」を読んでみましょう。 「大麻事犯の検挙人員は、昭和33年以降最高を示した昨年よりやや減少した。増加傾向にあった暴力団構成員等の検挙人員も、減少に転じた。」 とあります。 検挙者の数では、前年よりほんの少し(16人)減少しました。しかし、検挙人員の年齢別でみると、中心層である20歳代ではむしろ…
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覚せい剤での検挙人員は若干の増加・・・平成19年の薬物情勢

引き続き「平成1 9 年中の薬物・銃器情勢」より ●覚せい剤事犯の検挙件数(16,929件)は減少したが、検挙人員(12,010人)は増加し、依然として全薬物事犯の検挙件数の79.5%、検挙人員の81.2%を占めており、我が国の薬物問題の中心的課題となっている。 ●覚せい剤事犯の検挙人員は増加した。特に暴力団構成員等の検挙人員の増加…
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薬物前科と海外旅行

久しぶりにK君から電話がありました。彼は、数年前に薬物事件で有罪判決を受けましたが、その後、順調に生活を建て直した青年です。執行猶予期間も無事に満了しています。 海外旅行に行く計画があるけれど、何か差し障りはないか、というのが彼の質問です。日ごろは、かつての事件のことは、思い出すこともなくなったけれど、何か生活に変化があると、ふと…
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覚せい剤と再犯・・・その5

私は、覚せい剤取締法違反での刑事手続きを通じて、乱用者と出会うことがほとんどです。 逮捕されると、勾留という手続きがとられます。犯罪に関わったおそれがあるので、10日間勾留して取り調べをするという手続きですが、実際には更に10日間の勾留を延長して取調べが行なわれます。勾留期限の最終日までに、事件は裁判所に起訴され、裁判が開かれるこ…
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覚せい剤と再犯・・・その4

薬物乱用者の生活再建が困難なケースが、もうひとつあります。 それは、覚せい剤の作用に頼って無理を乗り切ってきた人たちです。 若い調理師のA君は、もって生まれた負け嫌いです。ミュージシャンに憧れた少年時代の夢をきっぱりあきらめた後、独力で一人前の調理師になろうと決意して、居酒屋の深夜勤務で腕を磨き、やがて格式のある店の料理人になり…
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覚せい剤と再犯・・・その3

さて、薬物乱用を続けた人のなかには、生活の建て直しがかなり困難になっている例もあります。経済が破綻し、対人関係は悪化し、生活の質が極めて劣悪になっているのです。 もっとも顕著なのが、借金です。私がこれまでに出会った、薬物で問題を起こした若者の、ほぼ全員が、サラ金に多額の借金がありました。 ある青年は、つい半年ほど前に、サラ金…
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覚せい剤と再犯・・・その2

覚せい剤はやめにくい、と私たちは当然のように思い、宿命的に再犯に至りやすいと考え勝ちです。しかし、前回犯罪白書の研究データでお見せしたように、覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた人の過半数(58.4%)が、その後犯罪に関わることなくすごしているのです。 1犯目、2犯目ともに覚せい剤事犯という、同種再犯はむしろ少数派(12.5%)なので…
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