流行の末路|危険ドラッグ販売業者の摘発

最後に残った危険ドラッグ供給ルートの摘発が、次々に報じられています。2011年から始まった、今次の危険ドラッグ流行期も、いよいよ最終段階に来ているようです。

<ニュースから>*****
●危険ドラッグ最大手業者か=ネット販売、容疑で男ら逮捕-売り上げ10億超・警視庁
インターネット上で指定薬物を含む危険ドラッグなどを販売したとして、警視庁などは10日までに、医薬品医療機器法違反(販売)容疑で、埼玉県三郷市・・・、無職Y容疑者(33)ら3人を、麻薬取締法違反(譲渡)容疑で男2人を逮捕した。Y容疑者ら4人は容疑を否認し、1人は認めているという。
警視庁によると、Y容疑者らは「skull69東京」などの名前で危険ドラッグ販売サイトを複数運営。客は全国に数百人以上おり、郵送などで危険ドラッグを届けていた。これまでに十数億円以上を売り上げたとみられ、危険ドラッグ販売業者の「最大手」という。同庁はほかにも数人が関わっているとみている。
時事通信(2015/06/10-12:11)
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この摘発を報じた他の記事で、倉庫から50種類およそ700点の危険ドラッグが押収されたという情報もありました。今回摘発された業者は、現時点で危険ドラッグ販売業の「最大手」だといいますが、保管していた在庫は、それほど多いと感じる量ではありません。
ほんの数年前、販売店の捜索を行った際に、店舗や関連施設で、数百点、多い場合は1000点を超える製品が押収されたという報道に、よく出会ったものです。押収された在庫量から推測すれば、往時の販売店1、2店舗と同じ程度の販売力、ということになるのでしょうか。この業者の売り上げは、これまでの合計で10億円超、1か月当たりでは1億円という記事もありますが、さて、実態の解明が進んでみると、どれほどの金額になるでしょうか。

危険ドラッグの供給ルートがどんどん減っていくなかで、少数の販売業者が、デリバリーやネット通販で販売を続けています。競争相手が消えていくので、生き残った業者は、苦労もせずに品物を売りさばくことができるかもしれません。でも、ようやく陣容を強化した取締まり側の目標が、生き残ったわずかな業者に絞り込まれているのですから、そんな商売ができるのはほんのわずかな間だけです。取締まりのターゲットも、もう残りわずかになりました。

そういえば、先日、福岡と静岡からも、危険ドラッグ販売業者の逮捕が伝えられましたが、ちょっと気になるニュースでした。
静岡では、デリバリー販売業者の手元から、危険ドラッグとともにコカインが押収されたといいます。福岡で逮捕されたのは、デリバリー業者というよりむしろ密売人と呼ぶ方がふさわしいのでしょうか。押収されたのは、覚せい剤60グラム、未使用の注射器1300本、大麻、危険ドラッグなど。
販売店を失った危険ドラッグ業者が、覚せい剤や麻薬の密売を兼ねるようになったのか、それとも、販売ルートから締め出されて宙に浮いた危険ドラッグの在庫が、覚せい剤などの密売ルートに流出しているのか・・・。地下にもぐり始めた危険ドラッグの販売ルートは、ますます見えにくくなっていくようです。

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この記事へのコメント

m
2015年06月11日 07:24
見たくないものを見えなくするのはこの国の常套手段。
格差社会の闇を見えなくすと同時に地下社会が日本を滅ぼしていく、風俗営業を許さなかった長野県が一番エイズ患者が多かった。規制が増えるほど闇もまた深くなる。
外科的快楽装置は違法ですか?
この国は正当な営みで幸せにならない国なんです。
老人にはわからないですね。
ダンスホール復活!
2015年06月11日 21:28
健全な社交の場として繁華街にダンスホールがあればいいですよね。語学の勉強にもなると思います。
婚活だって出来るかも。24時間営業は難しいのかな?
神流美 王井門
2015年06月13日 10:23

渋谷周辺の繁華街には、往年のダンスホールと同じ機能(ナンパ目的)を持つ、ナイトクラブが多数在ります。
東京都条例では、街頭路上での声掛けナンパ行為(スカウト類似)が禁止されています。
都区内ではナイトクラブが最大の合法ナンパスポットです。

繁華街ではありませんが、新木場ナイトクラブでは、女性入場料が無料のパーティを定期的に開催中。

ビキニ水着女性の入場料が無料になるイベントも多数開催。
また、アジア最大級のゲイパーティ(開催。 女

どちらも女性が行くと何度もナンパされて楽しいひとときを過ごせるでしょう。

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