弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 危険ドラッグのデリバリー販売が増えている

<<   作成日時 : 2014/12/11 22:12   >>

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繰り返し行われる立入検査や検査命令、そして違法販売を繰り返す悪質店舗に対する摘発・・・。危険ドラッグに対する取締まり強化によって、危険ドラッグ販売店が目に見えて減少してきました。
ところが、その裏側で、デリバリー販売が増加しているようです。店舗が減ってきたことで、デリバリーに顧客が集中し始めているようです。
昨日、東京で摘発された危険ドラッグ販売店のデイバリー担当者が逮捕されましたが、このニュースを通じて、デリバリー販売の意外な伸びが明らかになりました。

<ニュースから>****
●危険ドラッグ店でデリバリー販売を担当していた従業員ら逮捕
11月に摘発された東京・五反田の危険ドラッグ店で、デリバリー販売を担当していた従業員らが、警視庁に逮捕された。
品川区西五反田の危険ドラッグ店「地球屋」の従業員で、デリバリー担当のK容疑者(55)ら3人は、8月と9月に、指定薬物の含まれた危険ドラッグ11種類19袋を、販売する目的で持っていた疑いが持たれている。
店は、年間およそ1億円の売り上げがあり、デリバリー部門は、店での販売より、およそ3倍の売り上げがあったという(以下省略)。
フジテレビ系(FNN) 12月10日(水)17時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20141210-00000406-fnn-soci
*****

ニュースによると、この販売店は昨年夏に開店し、店舗販売とデリバリーで営業。この店では、売り上げの7から8割がデリバリーによるものだったといいます。2袋以上なら配達無料、都内のどこへでも配達すると、インターネットなどで宣伝し、車で配達し、月に600万円ほどをデリバリーで売り上げていたとか。

こんな流れを感じ取っている販売業者は、デリバリー販売にますます力をいれることでしょう。また、店舗を閉めた業者のなかには、元手をかけずに営業できるデリバリーに転身する例も多いと聞きます。

深夜でも目につきやすいコンビニの駐車場や、シャッターを下ろした商店街のはずれで待ち合わせ、監視カメラを避けた薄暗い場所で、すばやく現金と品物を交換する・・・、まるで覚せい剤の密売場面そっくりの取引ではありませんか。危険ドラッグの胡散臭いイメージがさらに劣化して、売る側も、買う側も、ますます怪しげになってきました。

そういえば、北九州市のモノレール駅に設置されたコインロッカーから、手提げの紙袋いっぱいに入った危険ドラッグが押収されたと、福岡のニュースが伝えています。今年5月のことだといいます。
<ニュースから>*****
●駅ロッカー“大量の危険ドラッグか”
今年5月、北九州市内にあるモノレールの駅のコインロッカーから、危険ドラッグとみられる大量の植物片が見つかっていたことがわかりました。
警察が押収するとともに、駅の防犯カメラに映っていた不審な男との関連を捜査しています。・・・これらが見つかったのは、今年5月。北九州モノレールの平和通駅に設置されたコインロッカーの中に入れられているのを駅員が発見しました(以下省略)。
RKB News 12月9日(火) 20時54分
http://rkb.jp/news/news/24342/
*****

茶色の紙袋いっぱいに、危険ドラッグのパックが入っていたという、この不審な荷物。警察は、コインロッカーを使って危険ドラッグの受け渡しをしていた疑いがあるとみているそうですが、小倉の繁華街にある駅のこと、デリバリー業者が商品の一時置場として、このコインロッカーを使っていたという見方もできそうです。
なにしろ、人目をはばかる品物を身近に置かず、コインロッカーを一時置場に使うというのは、覚せい剤密売人の常套手段ですから。

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内 容 ニックネーム/日時
この事件で気になるのは、なぜ高額な大量のドラッグを、ロッカーが駅員に開錠される期限まで放置していたのかということです。
何か、組織内で連絡の不行き届きがあったのだと思いますが、だとするとそういった綻びが見えるあたり、脱法ドラッグ業界の混乱ぶりを示すと思います。
滅智蓮寺 熾
2014/12/12 09:43

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