地下鉄車両に「Sモノ」手書きビラ

大阪の地下鉄車両に手書きビラを貼りまわったとして、男性が追送検されました。事件は、昨年10月から11月、始発時間帯の地下鉄車両のドアに、覚せい剤などの密売を持ちかける内容の、手書きの広告ビラを貼ったというもの。

<ニュースから>*****
●地下鉄に覚せい剤密売広告=容疑の40歳男追送検―大阪府警
大阪市営地下鉄の始発電車に覚せい剤などの薬物密売をうたった広告を貼ったとして、大阪府警天王寺署は5日、麻薬特例法違反(唆し)容疑で住所不定、無職M容疑者(40)=覚せい剤取締法違反(使用、所持)罪で起訴=を追送検した。同署によると、容疑を認めているという。
送検容疑は昨年10月10日~11月16日、大阪市営地下鉄谷町線で車両ドアに、プリペイド式携帯電話の番号とともに、覚せい剤やマリフアナを示す「Sモノ」「Mモノ」などと記載した広告15枚を貼り、薬物売買を誘引した疑い。
同署によると、始発の時間帯に計4路線に広告を貼っていたが、駅員が気付いて府警に届け出ていた。広告を介した薬物の売買はなかったという。 
時事通信 3月5日(水)17時1分配信
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薄ッペラな紙に、マジックペンの殴り書きで、携帯番号と「商品モノ〝S“」の文字。
あまりにお粗末とはいえ、狙った相手の乱用者には十分に意味は通じるのですから、これでも一応は密売の広告です。
でも、麻薬特例法のあおり・そそのかし(9条)が適用されたということは、実際に覚せい剤などの密売は行われず、また具体的な密売の準備もなかったということでしょうか。この条項は、実際に密売の段取りをしていなくても、薬物の購買を誘いかける悪質な広告行為があった場合に、適用されることがあります。
過去には、インターネットの掲示板に薬物密売の書き込みを繰り返した男性が、薬物の所持や使用の実態がなくても、あおり・そそのかし容疑で逮捕されたという例もありました。

それにしても、たちの悪いビラです。こんな紙切れ1枚でも、電車内の環境を悪化させる誘い水になることだってあるのです。
そういえば、昔、ニューヨーク地下鉄の治安がひどく悪かったころ、車両の内部を埋め尽くした落書きのなかには、卑猥な単語とともに、薬物に関する言葉が目立っていたものです。深夜の車内には、一目で薬物使用者とみてとれる人たちがのさばり、車内で薬物密売が行われることもあったといいます。

「売ります」「押します」「一緒にキメませんか」
落書きや、電柱などに貼り付けられた手書きビラに、こんな言葉が目についたら、街の治安が悪化し始めたサインです。薬物密売人が出没する街角になってしまわないよう、気づいた人が消す、取り除く。悪質な場合は、面倒がらずに警察に通報しましょう。

こんなニュースが流れると、面白半分で真似をする人たちが出没しかねません。どうか皆さん、気づいたらすぐに消す、取り除く、をよろしくお願いします。

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