ラッシュの個人輸入、検挙が続く

この数か月、全国で、ラッシュやハーブなどを個人輸入した人たちの検挙が立て続けに報じられてきましたが、今日は熊本の医師の逮捕がニュースになっています。

≪ニュースから≫****
●薬事法で禁止の「ラッシュ」、医師が輸入…逮捕
熊本県警は22日、熊本市東区長嶺西、熊本赤十字病院医師、H容疑者(44)を麻薬取締法違反(密輸入)と薬事法違反(指定薬物の目的外輸入)の両容疑で逮捕した。
発表によると、H容疑者は、麻薬成分を付着させた植物片約3・3グラムと、薬事法が正当な目的外での輸入を禁じている亜硝酸イソブチルを含む液体「ラッシュ」の小瓶5本を米国の薬物サイトで注文。5月9日、関西空港への国際郵便で輸入した疑い。植物片も小瓶も一つの袋に入っていた。
税関が不審な郵便物に気づき、県警に通報した。原容疑者は「ラッシュは自分で使うために輸入した。以前も輸入したことがある。植物片は注文していない」と供述しているという。
2013年8月22日13時27分 読売新聞
*****

今年5月ころからでしょうか。インターネットの薬物販売サイトに注文して、ラッシュやハーブ製品を個人輸入した人たちが逮捕されたというニュースが、続いています。いずれのケースでも、国際郵便で送られてきたのは、小さなビンに入ったラッシュが数本と、乾燥植物片を袋に入れたハーブ製品で、ハーブ製品からは麻薬や指定薬物が検出されているそうです。

ドラッグ愛好者なら、ラッシュの成分の亜硝酸エステル類が指定薬物に指定されていて、販売等が禁止されていることは、熟知していることでしょう。指定薬物に関しては、譲渡しや販売目的の貯蔵、陳列など、おもに業者の販売行為が処罰の対象とされていますが、製造と輸入については、一般人が自分で使う目的で行った場合も処罰の対象になります。
2007年に指定薬物の制度が導入された当時、日本の脱法ドラッグ市場でもっとも広く出回っていたのが、ラッシュです。その成分として、亜硝酸イソブチル、亜硝酸イソプロピルなど数種類の薬物が使われていましたが、2007年2月に6種の亜硝酸エステル類が一気に指定薬物に指定され、日本の市場からラッシュは退場しました。それでも、あきらめきれない人たちが、外国から持ち込んだり、インターネットで個人輸入したりして摘発される例が続いています。

こうしたニュースが続くときには、実は発表された事案は、氷山の一角に過ぎないと受け止めるべきなのでしょう。航空郵便や貨物を検査する全国の税関に、毎日のように同じような荷物が届き、多数の同じような注文主が検挙されていることだと思います。

愛好者諸君、インターネットを利用すれば、誰とも顔を合わせずに輸入できると安易に考えて注文すると、次はあなたが検挙されることになりますよ。
このブログで何度か言っていることですが、外国の脱法ドラッグ販売業者から送られてくる商品には、けっこうわかりやすい特徴があるものです。同じ業者から、日本の税関へ繰り返して同じ荷物が届くわけですから、目立って当然なのです。
たかが脱法ドラッグ、法を犯してまで個人輸入するのは、あまりに無謀ではないですか。

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この記事へのコメント

滅智蓮寺 熾
2013年08月29日 12:04
外国の業者は、購入した商品以外のものも、おまけとして添付することがよくあることはご存知でしょうか?
イギリスの業者はAMTをおまけとしてつけてくる可能性が高く、
それによる日本での逮捕者が出ているので、かなり警戒されており、
ユーザーの間では、英文で「絶対におまけをつけないでください」
という意味の文章を必ず書くことと、掲示板などで注意喚起されているくらいです。
このことについても触れるべきではないでしょうか?

指定薬物の輸入のみであれば、必ずしも逮捕という結果にならなかったと思われます。
身柄拘束は人権侵害性が高く、それのあるかないかは大きな差です。
ある意味今回の事件は、意図によらず巻き込まれたという側面も強いでしょう。
 
2013年09月04日 19:58
有名であるラッシュの方が強調されていますが
検挙の要因として最も大きいのは「おまけ」として付けられる麻薬成分入りの植物片であるように思われます
このニュースから注意喚起を行うのであれば指定薬物や意図しない「おまけ」による検挙の危険性を訴えるべきであり
やや強引に脱法ドラッグの個人輸入への警鐘へ繋げている印象を受けます
脱法ドラッグの個人輸入に関する危険性については個別に記事にすべきだと思います

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