北アイルランドで薬物警告情報

北アイルランドのベルファスト周辺で、錠剤型ドラッグを使った若者の突然死が相次いで発生し、6月28日に、警察が薬物警戒情報を出しています。死亡したのは、20歳代と30歳代の若者8人で、いずれも、緑色の錠剤を使用した後、突然死亡したといいます。

問題の薬物は、エクスタシー風の緑色錠剤で、表面には王冠か、城のロゴが刻印されているものだとか。現在、この錠剤の成分や、死亡との関係などについて、分析が進められているといいますが、その内容がまだ発表されないところをみると、なんらかの新規薬物が含有されているのかもしれません。
地元の警察は、内容のわからないドラッグを絶対に使用しないよう、また手元に疑わしいものを持っている人は安全な方法で廃棄するよう呼びかけています。

錠剤型のドラッグといえば、MDMAなどを主成分としたエクスタシーだと思い込んでしまいがちですが、最近では、しばしばMDMAとは全く異なる成分を使った錠剤が出回っています。その背景には、サフロールなどのMDMAの密造原料に対する国際的な規制が進み、MDMAの供給が不足しているという事情があるのですが、近年、PMK誘導体(MMDMG)などを用いる合成方法が広まり、再びMDMAの供給量が増加しつつあります。
その結果、現在のドラッグ市場では、同じようにみえる錠剤でも、含有する成分が全く異なっているものが、多種多様に混在しているのです。
含有成分によって摂取の目安量は異なりますが、市場で押収される錠剤の中には、適量を無視して多量の薬物が配合されたものや、類似した成分を何種類も配合したようなものもみつかっています。

薬物の流通が世界規模になっている現在、遠いヨーロッパのことと油断はできません。北アイルランドで出回っている危険な錠剤が、すでに日本にも流入していることもあり得ます。詳細が分かり次第、またお知らせします。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック