脱法ドラッグ対策、地方にできること5

衆議院選挙をめぐる駆け引きのかげで、細かな政策議論は吹き飛ばされてしまった感がありますが、それでも、国レベルでも地方レベルでも、脱法ドラッグ対策は着々と進展を続けています。

●「大阪府薬物の濫用の防止に関する条例」12月1日から一部施行
大阪府が定める「大阪府薬物の濫用の防止に関する条例」が、12月1日から一部施行されました。今回施行されたのは、同条例の基本的な枠組みともいうべき部分で、大阪府独自の規定を盛り込んだ取り締まりに関する部分は、来年12月1日からの施行となっています。府では、1年後の全面施行に向けて体制を整備し、広報活動を活発化して、準備していくことになるでしょう。
私は、地方自治体が独自の条例を制定する過程で交わされる議論や、発信されるメッセージこそが重要だと考えています。大阪府と大阪府警のサイトには、条例関連のページが設けられ、関連情報の発信が始まっています。問題の実像が地域社会で共有されるよう、広報と情報の開示をどんどん進めてほしいと願っています。
[参照]
① 大阪府薬物の濫用の防止に関する条例
http://www.pref.osaka.jp/attach/18007/00000000/jorei123.doc
② 大阪府サイト内の条例関連ページ
http://www.pref.osaka.jp/yakumu/idorajorei/index.html
③ 大阪府警サイト内の条例関連ページ
http://www.police.pref.osaka.jp/05bouhan/drug/jyourei.html#head44623
画像

画像

↑大阪府、条例周知用チラシ(大阪府HPより転載)
http://www.pref.osaka.jp/attach/18007/00000000/joureichirashi.pdf

●愛知県では情報発信が拡充し始めた
愛知県では「薬物の濫用の防止に関する条例」が10月16日から一部施行されています。すでに施行されたのは条例の枠組みにあたる部分で、取り締まりにあたる部分は平成25年4月1日からの施行。大阪府と同様、現在は助走の段階ですが、同県のサイトを通じた情報発信力にはすでに大きな躍進がみられます。
同県では、今年2月に脱法ハーブに関係するとみられる死亡事故が発生し、また10月には脱法ハーブ吸引者による自動車運転で死亡事故が起きています。深刻化する事態を受けて、担当部署は健康被害の実態把握につとめてきたといいます。「脱法ハーブが原因と疑われる救急搬送事例」の集計は、年齢層別、男女別などの集計もされた充実したもので、現在も毎月更新されています。
[参照]
④ 薬物の濫用の防止に関する条例
http://www5.pref.aichi.jp/kofu/2922a.pdf
⑤ 愛知県サイト内、薬物対策のページ
http://www.pref.aichi.jp/category/2-17-4-0-0.html
画像

↑愛知県の薬物対策ページ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

550
2012年12月14日 02:41
質問なのですが、いわゆる脱法ハーブと言われている物は体に害はあるのでしょうか?ネットで調べても具体的に体の何処がどうなるという記載は見当たりません。タバコや酒も害がありますがその程度の害なのでしょうか?また、死亡、病院送り、車で暴走等の例はごく一部だと思いますが、その人達はなんでそうなったのでしょうか?量の問題ですかね?
青少年くん
2012年12月14日 17:22
兵庫県青少年愛護条例も頑張ってますよ?

この記事へのトラックバック