放課後に学校近くで薬物、飲酒、喫煙|アメリカの高校生調査

・ 放課後に薬物、飲酒、喫煙している子がクラスにいる・・・86%がイエス
・ 学校内で薬物を売っている子がいる・・・44%がイエス
・ 学校近くに、生徒が放課後に立ち寄ってハイになれる場所がある・・・52%がイエス

新学年を迎えるアメリカで、米コロンビア大学が例年実施している「薬物乱用に対するアメリカ人の態度の全国調査National Survey of American Attitudes on Substance Abuse」の2012年調査の結果が、社会にショックを与えています。飲酒、喫煙、そして大麻などの薬物が、高校生活の中心部にまで入り込んでいる現実をあらためて突きつけられて、わが子の身辺に不安を感じた親も多いといいます。

今年の調査では、高校生の薬物・アルコール乱用の背景についても踏み込んだ分析をしていますが、浮かび上がってきたのはフェースブックなどのソーシャル・メディアの影響です。こうしたメディアを通じて、大麻やアルコールで盛り上がっているパーティの画像に触れることが、高校生の薬物・アルコール乱用を加速しているといいます。
調査結果を報じる報道発表から、引用します。
「12―17歳の75パーセントが、フェースブックやマイスペースといったソーシャル・メディアのサイトで、少年たちがパーティで酒や大麻を使用する画像が、他の少年たちに影響を及ぼしていると回答している。こうした画像をみたことのある少年の47パーセントは、画像のなかの少年たちはいい気分で過ごしているように思えると答えている。
フェースブックなどのソーシャル・メディアでこうした画像を見たことのない少年と対比すると、こうした画像をみている少年たちは
・ 大麻を使用するようになる可能性が4倍高い
・ アルコール飲酒を始める可能性が3倍強高い
・ 喫煙を始める可能性がほぼ3倍高い      (概要・私訳)」
画像

↑2012年
コロンビア大学、国立依存及び物質乱用センター(CASAColumbia)のホームページより転載

もうひとつ、深夜まで親が不在の環境で過ごす子どもの多さも、クローズアップされています。12―17歳の29パーセントが、深夜、自宅で一人で過ごすことがあると回答しており、こうした子どもたちは、親と一緒にいる子どもと比べて、大麻、アルコール、タバコを使用する可能性がかなり高くなっています。
いっぽう、親の態度も子どもの薬物やアルコール使用に反映するようです。わが子の薬物やアルコールに対して親が気にかけない家庭の子は、厳しい家庭と比べて、少年時の大麻使用や飲酒、喫煙などに対する見方が、かなり甘いことが示されています。
[参照]
①CASAColumbia  2012年調査について
The National Center on Addiction and Substance Abuse at Columbia University>2012 Teen Survey
http://www.casacolumbia.org/templates/NewsRoom.aspx?articleid=692&zoneid=51

②調査報告書
National Survey of American Attitudes on Substance Abuse XVII: Teens
http://www.casacolumbia.org/upload/2012/20120822teensurvey.pdf

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