インターネットで薬物チャット|中国で12000人を逮捕

中国では、インターネットの会員制交流サイトで薬物乱用者のコミュニティが活発化、当局の一斉取り締まりが行われ、約12000人が逮捕されたというニュースがありました。10月30日の英語版中国ニュースから紹介します。

<中国のニュースから>*****
■インターネットを通じた薬物乱用・売買で12000人超の逮捕者
中国保安省は、警察がインターネットを通じた薬物乱用と売買の全国一斉取り締まりを実施し、12,125人を逮捕したと発表した。警察は、144の密売組織と22の薬物密造施設を摘発し、308.3キログラムの薬物を押収した。
今年3月、中国西部の蘭州市と西安市の警察は、オンラインのチャットを通じて薬物乱用者が交流し、また薬物を入手している現状を把握し、8月末に、全国でオンライン上での薬物活動の取り締まりに着手した。
逮捕者12,125人の66.2パーセントは35歳未満の青少年層で、また2.6パーセントは18歳未満、最年少は14歳だという。被疑者のほとんどは、薬物乱用を繰り返すうちに、検挙されにくいインターネットに移行している。当局関係者は、インターネットに関連した薬物犯罪への対処が容易になるよう、法制度を変更する必要があると述べている。(記事の概要・私訳)
[出典]
English.news.cn>(Xinhua)China arrests over 12,000 suspects in battling Internet-based drug addiction, sale(2011-10-30 )
http://news.xinhuanet.com/english2010/china/2011-10/30/c_131219846.htm
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●インターネット人口世界第1位の中国で
会員制のサイトが運営するビデオのチャットに、多数の薬物乱用者の交流空間が生まれているという情報から、この大掛かりな全国一斉取り締まりがスタートしました。参加者は中国全土にわたり、毎晩9時ころをピークに、ビデオカメラを通じて薬物をめぐってチャットを展開しています。カメラの前で薬物を使う人もあり、薬物の取引話が交わされ、何でもアリの世界。
特別調査チームを編成して調査を進めてきた当局は、8月末から中国各地でいっせいに取り締まりに着手。22,340か所を捜索し、インターネット・カフェでオンラインのチャットに参加していた若者たちに尿検査を要請し、ビデオで薬物取引をもちかけた密売人を逮捕し、最終的には31の省で12,125人が逮捕されたということです。
逮捕者の多くは、このチャットを通じて薬物体験や情報を交換していた薬物乱用者で、中国の国内メディアの報道には、仕事につかず、1日に5、6時間もインターネットに興じる薬物乱用者の姿をクローズアップしたものもあったようです。(国内報道について記載した個人のサイトを複数参照しました。)
治安政策の要として、薬物問題に厳しい態度で臨む中国。利用者が急増するインターネット上の薬物情報に対しても、全国規模で大々的な取り締まりを敢行して、大量逮捕となったようです。

ところで、これは中国だけの問題でしょうか。インターネット上には、世間の目が届きにくい会員制のサイトや、特殊なアクセス制限を設定しているサイトも多数あります。こうした場所には、とかく薬物などグレーな情報が集まりやすいもの。私たちの周囲にも、薬物の密売広告が集まっているような、怪しげなサイトが潜んでいるかもしれません。

お気づきの方は、下記へ。匿名での通報もできます。
<インターネット・ホットラインセンター>
インターネット上の違法・有害情報の通報
https://www.iajapan.org/hotlinecenter/illegal-full6.html

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