禁煙政策お国振り|中国と英国のニュースから

禁煙は世界の流れ、公共の場所での喫煙を防止し、公衆の健康を守る取り組みが各国で進められています。とはいっても、その進展ぶりは、国によって多種多様。ちょうど、中国と英国で、実に対照的なニュースがありました。
読み比べて、さて、日本の禁煙進展度は、どのあたりでしょうか。英国と中国の、どちらに近いのでしょう。

●中国では5月から禁煙法施行
3月25日の新華社ニュース英語版(Xinhuanet)は、中国四川省で近く導入される禁煙法について伝えています。
幼稚園や小中学校、妊婦と小児の保健施設、図書館、公共交通の車内など公共の場所での喫煙を禁止し、また5月1日からは違反者に対して罰金が科されることになっています。とはいえ、街中の飲食店の多くは、禁煙法などほとんど気にしていないようです。また、罰則規定を設けているものの、実際に取り締まりに当る機関が明確になっていないと、批判する声もあるとか。
中国は第12次5ヵ年計画で、公共の場所での総合的な喫煙を禁止するとしており、保健省がこのたび具体的な内容を発表したものですが、とりあえず、法令を定めることで目標を明示したといったところなのでしょうか。
四川省衛生局のワン次長は「喫煙規制のためには、今後、教育と取り締まりの長い過程が必要だ。われわれはまず法令を定め、一般大衆に対して啓発を行う。ある意味では、取り締まりより教育のほうが重要なのだ。」と語っています。
[出典]
Xinhua News(新華社)>Enforcing smoking ban, easier said than done(2011-03-25)
http://news.xinhuanet.com/english2010/china/2011-03/25/c_13798170.htm

●英国ではタバコの店頭展示禁止へ
いっぽう禁煙先進国のヨーロッパでは、ますますタバコの肩身が狭くなりつつあります。英国では、タバコの店頭展示を禁止する措置の導入が検討されているとニュースが伝えています。施行時期は大型店では2012年、小規模小売店では2015年。販売店では、タバコを顧客の目に触れないようカウンターの下に保管し、店頭で一切展示してはならなくなるとか。
英国では、この数年来、タバコに対する販売規制が段階的に強化されています。最初に導入されたのがタバコの広告禁止と、公共の場所での喫煙禁止。また、少年の喫煙可能年齢は16歳から18歳に引き上げられ、2011年中には自動販売機でのタバコ販売も禁止される予定になっています。今後は、上記の店頭展示の禁止に加え、従来のブランド戦略を打ち消すためにタバコの無地包装を義務付けることも検討されているとか。
この動きは、英国だけのものではなく、カナダ、アイルランド、アイスランド、フィンランドでは同様の措置がすでに導入され、オーストラリアは2012年施行の予定だということです。
[出典]
BBC>タバコの店頭ディスプレー禁止へTobacco displays to be banned from shops(9 March 2011)
http://www.bbc.co.uk/news/health-12680815

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