ネット上で薬物密売、各地で次々に摘発

昨日は向精神薬の密売、今日は覚せい剤、インターネット上で薬物密売の広告を書き込み摘発のニュースが続いています。昨年11月に警察庁が発表した「薬物対策重点強化プラン」に掲げられた「サイバー空間からの薬物密売事犯の根絶」が、いよいよ具体化してきたようです。

<ニュースから>
●ネット掲示板に「いいアイス入荷…」実は覚醒剤広告 男ら逮捕
インターネットの掲示板に覚醒剤にからむ広告を掲載したとして、大阪府警薬物対策課は13日、覚せい剤取締法違反(広告の制限)容疑などで、大阪市西成区などの3容疑者を逮捕したと発表した。府警によると、Y容疑者は容疑を認めている。
逮捕容疑は、Y、K両容疑者は共謀し、昨年10月、インターネットの無料掲示板に「いいアイス入りました」「かわいたネタが入りましたよ 難波堂」など、覚醒剤を意味する隠語を使って広告を掲載したとしている(当事者の氏名等を省略)。
msn産経ニュース(2011.1.13 12:50)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/110113/crm1101131251015-n1.htm

●インターネットの危険は、間口拡大効果にある
平成7年ころ、東京の繁華街に集まる外国人のなかに、街頭で無差別に若者に声をかけ、薬物を売り込む姿が目立つようになった時期があります。それまで、人目を避けて、内密な人間関係のなかで行われてきて、外部者には近づきがたい存在だった薬物の密売が、街頭に立つ外国人密売人によって、イチゲンさんにもアクセス可能なものに変わり始めたのです。当時、彼らが広めた薬物の代表は、エスまたはアイスと呼ばれた覚せい剤と、チョコと呼ばれた大麻樹脂でした。
折から、日本に流入する覚せい剤や大麻樹脂は増加しており、末端での密売価格もどんどん低下していました。薬物の供給増と、一般の若者にまで到達する新しい販売ルートの登場、2つのファクターの相乗効果で、わが国の薬物問題は、このとき新しいシーンを迎えたのです。

かつての街頭売り込みに代わって、最近では、インターネットが新しい販売ルートを開拓する役割を担っているようです。薬物に縁のない若者でも、インターネット情報をみているうちに薬物密売人の売り込みに出会ってしまう、そんな現状が私たちの目の前に広がっています。
しかも、インターネットを通じて広告され、売買される薬物の幅が広がっています。「合法ドラッグ」とか「ハーブ」「アロマ」などと称する、あいまいで危険な薬物。そして、治療薬としての用途から逸脱して、乱用目的で売買される向精神薬など・・・。覚せい剤や麻薬には抵抗感を覚える初心者も、こうした薬物にはつい好奇心を誘われがちです。脱法ドラッグや向精神薬にとって、インターネットはとくに格好の販売ルートになっています。こちらへの警戒も、どうぞお忘れなく。

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