薬物もクスリもアルコールと一緒はダメ

クリスマスから新年にかけて飲酒の機会が増える季節に、英国オクスフォードシャー州の薬物アルコール・アクション・チーム(Oxfordshire DAAT)は、ドラッグとアルコール併用の危険性を啓発するキャンペーンをやっているそうです。3匹のハリネズミをキャラクターにしたポスターやコースターを配布し、You Tubeでアニメーションを提供しています。

Oxfordshire DAAT提供のアニメーション(You Tube)
http://www.youtube.com/watch?v=vmzEzlMYGtQ&feature=player_profilepage

若者中心のパーティなどでは、ドラッグを使う際に、もっと強い効き目を得ようと、アルコールと一緒に使うことがあるといいます。ところが、薬物とアルコールを併用すると、相乗作用によってとんでもないことが起きてしまう場合があります。上のアニメーションでは、ハリネズミ君たちが、その代表的な例を説明してくれています。
たとえば、アルコールと覚せい剤やMDMA、コカインなどを併用すると、血圧や体温上昇作用が増幅され、心臓に危険な負担をかけることにつながります。また、コカインとアルコールを併用すると、体内でコカエチレンという毒性の強い物質が生成され、死にいたることもあるといわれます。(You Tubeのアニメーションには、コカエチレン編もあります。参照してください。)
いっぽう、アルコールの抑制作用と薬物の興奮作用が、体内で相反する指令を出し続ければ、臓器のコントロールが狂うことも起きかねません。さらに、アルコールも薬物も肝臓や腎臓の負担を増やしますが、その作用が相乗効果で高まれば、肝臓へのダメージはきわめて大きなものになります。胃壁や臓器の内出血が起きることもあるといいます。

ところで、アルコールとの併用で危険が増すのは、覚せい剤や麻薬ばかりではありません。よく使われる医薬品のなかにも、アルコールと併用することで、危険な副作用が出やすくなるものがあるのです。
たとえば、アセトアミノフェンを含む鎮痛・薬解熱薬は安全性の高い薬品ですが、アルコールと併用すると、肝臓に大きなダメージを及ぼすことがあります。また、睡眠薬のなかには、アルコールとの併用で、めまいや呼吸困難などの副作用を表すものがあります。
薬品にはほとんどの場合、「アルコールとの併用を避けてください」と使用上の注意が記載されていますが、よく使われる薬ほど、注意書きに無関心な人も多いようです。

そうそう、「併用」は危険でも、30分後なら大丈夫などと勘違いしないでください。薬物やアルコールが体内で代謝され、相乗効果の危険が解除されるには、少なくとも1~2時間は必要だそうです。

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この記事へのコメント

隠者
2012年06月24日 22:18
医療系の雑誌で読んだのですが
通常薬物やら異物やらは一定時間体内に留まり、
その後代謝などをされてから体外へ排出される訳ですが、
通常、その速度は代謝酵素の量と異物の比率がある一定量までは異物の量に対してして指数関数的に減っていったと思います
しかし、アルコールのように大量の分子数があると酵素の量が足りず、指数関数的ではなく比例的な減少をするそうです
これが薬物動態学の考え方だそうです
で結論は、その資料によると、通常の代謝力のある人でビール350ccのアルコールが抜け切るのには4時間程度って書いてありましたねwまぁ参考程度でw
勿論、それで運転していいかどうかは何とも言えませんけどねw?警察のアルコールの検出力にもよりますし、
個人差もありますしねw

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