娘の85.7%がお父さんタバコやめて|製薬会社の調査から

父の日を前に、製薬会社のファイザーが、父娘600組1200人のタバコに対する意識調査の結果を発表しました。調査の対象は、喫煙習慣のある父親とその娘300組600人と、喫煙習慣のない父親とその娘300組600人の合計600組1200人。
喫煙者の父親を持つ娘のほとんど(85.7%)が「吸ってほしくない」と考えていること。また、喫煙する父親の半数近く(49..7%)は「娘に勧められたら禁煙に挑戦する」と回答していることなど、なにかと参考になりそうな調査結果です。

<同社のプレスリリースから>
■お父さんにタバコを吸ってほしくない 85.7%
■49.7%の父親が娘から勧められれば禁煙に挑戦
喫煙者の父親を持つ娘300人に「お父さんがタバコを吸うことについてどのように思いますか?」と尋ねたところ、実に85.7%(257人/300人)もの娘が「吸ってほしくない」と回答しました。
一方で、タバコを吸う父親に対して、「子どもから禁煙を勧められたら、禁煙に挑戦したいと思いますか?」と尋ねたところ、49.7%(149人/300人)が「はい」と回答しており、約半数の父親が娘の勧めをきっかけに禁煙に取り組む意欲を持っていることが明らかになりました。
・ 父親が禁煙を決意する娘の一言は「お父さんのからだに悪いからタバコは止めて」 23.0%
・娘が父親にタバコを止めてほしい理由は「健康」と「ニオイ」
・喫煙する父親のうち84.7%が自分の子どもに「タバコを吸ってほしくない」
[出典]
ファイザー株式会社>プレスリリース2010年 
■≪喫煙に関する父娘の意識調査≫
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2010/2010_06_11_02.html
■参考資料(調査のまとめ)
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2010/documents/100611.pdf
*****

数年前、講演に招かれたある薬物乱用防止大会で、私は、小学生の体験発表を聞く機会がありました。女子生徒のひとりが発表したのは、「お父さんの禁煙」をめぐる家族の体験。上記のデータに示されているように、彼女もお父さんの健康を気遣って「タバコをやめて」と何度も説得したといいます。
さて、お父さんがタバコをやめて、家族の食卓が変わったと、この小学生は報告しました。まず、部屋のいやなニオイがなくなった。そして、食事中にも喫煙のために何度か中座していたお父さんが、落ち着いて座っているようになった・・・。きっと家族のコミュニケーションも深まったことでしょう。この体験発表は、私の心を暖かくしてくれました。

タバコ、アルコール、そして薬物・・・。娘さんたちの一言が、お父さんの心を動かしてくれることに期待しましょう。さ、お父さんたち。娘の声援に応えて、がんばってみようではありませんか。

とはいえ、敵は依存性物質。やめ続けるのは決して楽なことではありません。
上記の製薬会社のサイトには、禁煙の成功率を高めるために、「お医者さんと禁煙しよう」と呼びかける情報が掲載されています。ニコチン切れ症状を軽くし、タバコをおいしいと感じにくくする効果を併せもつ、ニコチンを含まない飲み薬もあるといいます。
タバコやアルコールをやめるのも、覚せい剤などの薬物をやめるのも原理は同じこと。覚せい剤をやめる場合にも「お医者さんと断薬しよう」は有効だと思います。覚せい剤使用によってもたらされた心身の不調を整え、ときには苦痛を軽減する措置をとりながら、まちがいなく覚せい剤をやめるためには、医師の力を借りるのもひとつの方法です。
ときには、「そんなにやめられないなら、刑務所で直してもらうしかない」と、まるで矯正施設を病院のように考える短気な方もありますが、刑事罰で懲らしめるのは最後の手段。できれば、そんな手段に頼ることなく、身近な社会で薬物をやめる方法をみつけるのが何よりです。
禁煙、禁酒、断薬はお医者さんと一緒に、確実に、着実に。

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