キャンディやフルーツ風味のタバコ販売禁止1|アメリカの話題から

アメリカ合衆国の食品医薬品局(FDA; Food and Drug Administration)が、インターネット上で販売する業者に対して、「キャンディ、フルーツ、クローブ風味のタバコ」の販売を停止するよう警告を発したというニュースが使えられました。記事によれば、こうしたタバコは、とくに若者にアピールしており、新たな喫煙人口を生み出すとされ、今年9月に販売を禁止されているとか。
●CBSNEWS > FDA Warns Web Companies Not To Sell Flavored Cigs
http://www.cbsnews.com/stories/2009/11/06/ap/business/main5550982.shtml?tag=contentMain;contentBody

へぇ、キャンディ風味のタバコねえ・・・。と興味をもった私は、FDAのサイトから関連記事を拾い出してみました。アメリカでは最近、バニラ、オレンジ、チョコレート、チェリー、コーヒーなどのフレーバーをつけたタバコが販売され、とくにティーンエイジャー向けの商品として広まっていたとのことです。フルーツの絵が入ったピンクやクリーム色のかわいいパッケージ、一見するとキャンディかフレーバー紅茶のようなイメージです。50グラム入りで3ドル50セントくらい。

まず、2009年9月22日に発表された販売禁止措置は、概略次のように伝えています。
「米食品医薬品局は、本日、フルーツ、キャンディ、クローブの風味をつけたタバコの禁止令を発表した。これは、新しく制定された『家庭の喫煙予防及びタバコ抑止条例』による措置であり、合衆国内の喫煙を減らすFDAの取り組みの一環である。
喫煙はアメリカ人の主要な死亡原因のひとつである。フルーツやキャンディ風味のタバコを禁止するのは、子どもが喫煙を開始し、危険なタバコ依存になることを予防するためである。
成人喫煙者の約90%はティーンエイジャーの時期に喫煙を始めている。こうした風味つきタバコは、子どもやヤングアダルトを習慣的喫煙者にするゲートウェイとなっている。研究によれば、17歳の喫煙者は、25歳の喫煙者と比べて、風味つきタバコを使う割合が3倍であった。
FDAは、風味つきタバコの危険性に関するアドバイスを公開した。子どもの喫煙を案じる親やタバコ使用者は、ウェブサイトで情報を得ることができる。
FDA > Candy and Fruit Flavored Cigarettes Now Illegal in United States; Step is First Under New Tobacco Law (Sept. 22, 2009)
http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm183211.htm

さて、次はアドバイスに目を通しましょう。FDAが掲載するアドバイスは、次のように3部構成になっています。
●風味つきタバコ製品に関する親のためのアドバイス
http://www.fda.gov/TobaccoProducts/GuidanceComplianceRegulatoryInformation/FlavoredTobacco/ucm183196.htm
●風味つきタバコ製品のファクト・シート
http://www.fda.gov/TobaccoProducts/GuidanceComplianceRegulatoryInformation/FlavoredTobacco/ucm183198.htm
●特定風味つきタバコの禁止に関するQ&A
http://www.fda.gov/TobaccoProducts/GuidanceComplianceRegulatoryInformation/FlavoredTobacco/ucm183228.htm

上記のファクト・シートに、ちょっと気になる情報があるので、次回も引き続きこの話題を続けます。

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この記事へのコメント

のら猫
2009年11月07日 22:28
いやな話ですね。
日本でも、タバコの値段はあがりそうな動きです。

タバコ取締法でも出来て、所持、使用が禁止されたら、真っ先に捕まりそう。なにしろ 東京に出張にいったら、たまたま区域限定で路上喫煙が禁止された最初の日、係員がたすきをかけて、これからという時に、その前で、タバコに火を付けて、その区域にわざわざ入って科料を支払った人ですから。たばこ取締法を作れば、刑務所や拘置所は、少なくとも数倍の大増設が必要でしょう。

今日の薬物セミナーで、覚醒剤を止めるのは、タバコを止めるに比べて、30倍難しいと言った人がいるそうです。あの人は、タバコを吸った事がないのでしょう。覚醒剤を使用した事がないから、断言は出来ませんが、イギリスのデータを見ても、依存性はタバコの方が強い。今の私の感覚からしても、タバコを1日 1箱まで減らすだけでも夢のようなレベル。数十年の常習を通り越して、連用している喫煙者が、ピタっと止められるのは、酷い病気をしたり、心臓手術でもした時ぐらいでしょう。

タバコを止めたといって、こそこそ人に貰って吸っている人がどれくらいいるかご存じない。家で吸えないからと言って、こそっと吸っている人。喫煙できる喫茶店の奥でこっそりハンドバッグからタバコを出して吸う女の人。

あらま
2009年11月08日 08:28
タバコの経験。

ニコチン依存症でした。タバコを鼻につけて嗅いだ好い匂いがタバコを吸い始めるきっかけでした。毎日1箱吸う常習者でした。朝起きたときから寝る前まで、どんなときも吸っていました。頭がスッキリしました。

何度も止めようとしました。一年間止められたこともありました。しかし、勧められて貰った1本を吸って、1週間は持つなと販売機で1箱買って、翌日にはまた1箱買っていました。

人間ドックで肺の異常が見つかりました。要観察です。それでも止められませんでした。翌年、要精密検査です。それでも止められません。精密検査のため、しぶしぶ病院へ。「吸い続けてもいいですが、肺が10年は持たないでしょう。タバコにはこんなに発がん物質が入っていて、吸わない周りにも悪いのです。」と。

自分さえ良ければと思って吸っていましたから、「周りに迷惑を掛けている」の一言は効きました。今は、(タバコを止めたというより)吸っていません。空気が美味しい毎日です。

毎日新聞の「論説ノート(11月6日)」に「のりピーの介護」が載っていました。酒井さんの「福祉、看護、介護の勉強をして、生活や仕事に取り組みたい」について、「のりピーに向いているのでは?」と締め括っています。失業や挫折をしても挑戦する気持ちを尊重するスウェーデンの話に触れ、「知識ばかりではだめ。家族の介護を経験した人、挫折や苦労を経験している人の方がずっと役に立つ」と介護や福祉の事業を営んでいる人の話を紹介しています。専門性よりも当事者性が大事だというのです。人のためになることをしたいという酒井さん気持ちに応援します。

あらま
2009年11月08日 11:34
のら猫さん紹介の「30倍難しいと言った人がいるそうです」の新聞記事を読んで。

「『治療には最低3年かかり、すぐに介護士になるのは無理』と厳しい意見」
「酒井被告はこの言葉をどう受け止めるのか。」

こうした報道は素朴に疑問を感じ、所詮、その程度の新聞社ということかと思いました。このような、あたかも「無理」と決めつける報道が更生を最も妨げると思うのです。

すぐに介護士になれなかったときに、そのときに強い非難を加えればいいのです。これから更生しようとしている人に、「意見」の紹介とはいえ否定的な報道をすることに不快感を覚えました。


のら猫
2009年11月09日 14:57
酒井さんの判決が出ました。私としては、想定範囲とは言え、重い罪で、がっかりしています。「常習性」や「ある程度の依存性」そして「卑劣な逃亡」は、結構思い言葉です。裁判官の言うように、この重みはこたえると思います。
微量所持は、覚醒剤への執着になりました。テクニカルな立証方法の問題よりも、社会規範性を重視された感じを受けました。それでも「初犯 懲役1年半、猶予3年」は、覚醒剤事犯としては普通の罪です。反省は真摯で、責任を自覚しているとして、これだけ不利の情状で、普通の罪に戻った。介護等は罪状を軽くする事に、何の力にもなっていません。むしろ離婚の方が重視されています。

現時点では、まあ不幸中の幸いとして受け止め、離婚して更正される事を願ってやみません。彼女も離婚の必要性を改めて認識した事でしょうし、このままでは、結局ご主人の刑にも影響します。この流れでは、ご主人も離婚を拒めば、「初犯 実刑」の可能性も出てきます。彼は分かっているかどうか不明ですが、弁護士は理解するでしょう。

一部報道で、介護はミュージックセラピスト(音楽療法士)の方向で考えているようです。この報道が正しければ、とりにくい民間資格ですが、取れるかどうかよりも、彼女は今後音楽等を重視して活動して行かざるを得ません。覚悟を決めて勉強や練習すれば、その意味では、「芸能界復帰」も含めて、自分のキャリアを生かした正しい選択をしたと思います。

それにしても自宅へ帰る後姿の写真は可哀想でした。

スポーツ紙のデスクは、もっと勉強しよう。保釈は判決が宣告されるまでで、刑が確定するまでではない。執行猶予や無罪判決などは、勾留の取り消しで、実刑は保釈の失効。

Dr.涼
2009年11月09日 23:23
酒井さんの判決は予想通りでした。この裁判は罪状認否を認めた時点で終了、残りは消化試合でした。厳罰を求める世論に迎合し、「依存性が認められる」「逃亡は卑劣」と書いてあるものの、世論に反発する勇気もなければ、量刑相場を踏み出す勇気もありませんでした。
あらま
2009年11月10日 05:38
初犯者の場合、覚せい剤の単純な自己使用と所持で、懲役1年6月、執行猶予3~4年が多いと思いますが、酒井さんは執行猶予3年でした。「芸能人の事件、裁判を受けた、その重みに負けず、薬物から完全に手を切って更生されることを願っています。」と論説。薬物依存性の魔力より寧ろ社会的制裁の重さに負けないで欲しいとアドバイス、そういった印象を受けました。

芸能人だから厳罰ではなく、常習性があると述べてはいるものの、いわゆる根の深い常習性があるとは認めず、夫に勧められたとはいえ自分の責任を直視していることも配慮した、、後は、くれぐれも再犯に及んで服役することが無いよう更生してほしいと願うことしか裁判所はしてあげられないのです、と裁判官は言いたかったのかもしれません。
刑罰だけではこれが限界と思いました。

のら猫
2009年11月10日 10:17
後で、色々聞いてみろと、判決それ自体は、みんな(検察も含めて)の思惑通り、酒井さんが奄美での使用を認めた時からの既定路線、罪状認否が路線変更のポイントだったが、変更しなかった。そういう事か。

検察のイヤミや裁判官のイヤミたっぷりの判決理由とネチネチ言葉責めやが、私には不愉快だった。もっとすごい使用実態と思った検察の見込み違いを、こんな形で鬱憤払いしなくてもとも思ったが、ダメージを最低限とした。

常習性と依存性の表記はダメージでも、酒井さんの関係者は、離婚を勧めてくれて点は感謝しているだろう。しかし高くついた離婚だった。

介護や福祉の話もやや唐突な感じだったが、学校名が決まってみると、福祉関係の学部もある音大といった学校で、学生減少に悩んでいる堀越系列。広末さんみたいな騒動は避けやすいし、学校も学校存続の危機も解消できるかもしれない。

音楽レッスンして再起の準備をしますと言う代わりに、福祉や介護の勉強という事か、私はまだまだ甘い。
音楽療法士と介護福祉関係の資格があれば、芸能界復帰も視野に入れ、できなくても今後の展望も開けるかもしれない。

ある程度様子をみて、酒井さんの個人事務所で、謝罪ツアーして、猶予開けか介護資格を取ってから、完全復帰を狙うという事でしょう。しかし どんな事がおこるかもしれないし、その間のケアは、例の病院でしっかりやって下さい。

しかし ここまで考えられる人なら、なぜ手を出すのか、又今年の初めか春頃に止めておけばと思うが、それが覚醒剤の怖さで、止められずここまで来てしまった。酒井さん自身が、誰に言われなくても痛感していると思う。

やっぱり、覚醒剤は怖い。

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