弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 夏休みとダンスとドラッグ

<<   作成日時 : 2008/08/18 22:28   >>

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●屋外音楽イベントで麻薬・大麻の使用や所持、男女8人逮捕…群馬
群馬県警は17日、同県みなかみ町で開かれた屋外音楽イベントに参加した男女8人を麻薬取締法違反(使用、所持)や大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕した。発表によると、逮捕されたのは群馬県と千葉県の40〜17歳の会社員ら。8人は16日夜から17日朝にかけて開かれた、「レイブ」と呼ばれるダンス音楽を楽しむイベントで、合成麻薬のMDMAを使ったり、乾燥大麻を所持したりした疑い。
県警幹部によると、「参加者の一部が薬物を使用している」との情報が事前に寄せられ、捜査していた。イベントには約400人が参加していた。
[8月17日20時59分配信 読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080817-00000042-yom-soci

毎年、夏休みになるとこんなニュースが伝えられます。
MDMA(エクスタシー)は、ダンスや音楽イベントと密接に関係しながら広まってきました。とくに夏場にアウトドアで行われる音楽イベント、ダンスや野外パーティなどでは、MDMAなどのドラッグを持参する若者がいたり、ときには会場に密売人が出入りしているという話も聞きます。

MDMA(エクスタシー)として出回っているのは、カラフルな錠剤型の薬物です。無害そうにみえる小粒の錠剤ですが、その中身は、合成麻薬や覚せい剤など。数種類の薬物の混合錠剤や、1錠中に平均的な使用量よりはるかに大量の薬物を含むものなど、危険なタイプもみつかっています。
錠剤の主成分は、MDMA(3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン)という合成麻薬で、覚せい剤と似た中枢神経興奮作用と独特の幻覚作用があります。中枢神経興奮作用によって、激しいダンスを続けても疲れを感じることなく、盛り上がることができ、また、特有の幻覚作用によって音楽に対して敏感になったり、他人と打ち解けた気分になることから、音楽やダンスを楽しむ場面で若者に広まってきたのです。

欧米の若者にMDMAが広がるとともに、ショッキングなニュースが伝えられ始めました。MDMAを使って踊っていた若者の中に、脳に障害を負ったり、死亡したりする事故が相次いだのです。MDMAには、体温を上昇させ、血圧をあげる作用があり、これを摂取して激しいダンスを長時間続けることで、高体温になり、死亡する例もあります。アルコールと併用すると、危険性はさらに高まります。その予防のため、水分を補給することが有効だとされますが、ところが、水分の取りすぎによって低ナトリウム血症を起こす危険もあるといいます。
急性症状による危険だけではありません。MDMA使用によって、睡眠障害、気分の障害、不安障害、衝動性の亢進、記憶障害、注意集中困難などが長期にわたって続くことがあります。

MDMAに関する重大な事故の多くは、熱狂したイベントやダンスの場で起きています。興奮状態のなかで、数時間おきに何度も錠剤を使用したり、アルコールや他の薬物と重ねて摂取するなど、とくに危険な使い方もみられます。
ダンスも音楽も、もともとドラッグなんて使わなくても、存分に楽しめるはず。健康な夏に、ドラッグは不要です。

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