弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 大麻ブランド化宣言|米大麻合法化州法をめぐって7

<<   作成日時 : 2013/06/02 15:09   >>

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アメリカで最初の大麻ブランドを立ち上げる、投資規模は3年間で1億ドル(約100億円)・・・、5月31日、米ワシントン州でこんな記者発表をしたのは、元マイクロソフト社の企業戦略担当役員だった実業家、シャイヴァリ氏です。
米ワシントン州、コロラド州でいわゆる大麻合法化州法が施行されて以来、これをビジネスチャンスとみる人たちの様々な動きが伝えられていますが、今回は実績のある実業家による大型の参入で、しかも記者会見にはメキシコ元大統領のフォックス氏も同席したとあって、話題を集めている模様です。

米タイムのビジネス・ニュースは、5月31日付の「大麻版スターバックスか?大麻販売店チェーン店が始動」という記事を掲載し、シアトルで開かれた記者会見の様子を報じています。
記事によれば、シャイヴァリ氏が狙うのは、医療用大麻と娯楽使用の両マーケットだといいます。想定するユーザー層は、若者ではなく、円熟し経済的にゆとりのあるベビーブーマー世代で、手作り感のある高級品の提供を計画しているとのこと。同氏は「5年以内に大麻は健康食品とみなされるようになると、私は確信している」と語ります。
ワシントン州とコロラド州で大麻合法化州法が成立したのは、またとないビジネスチャンスであり、大麻販売店のチェーン展開は、いずれマイクロソフトより多額の売り上げを上げるだろうと、意気盛んです。

しかし、米連邦では医療用大麻も含め、大麻の所持や販売は依然として違法行為であり、カリフォルニア州などでは営利的な営業をしている医療用大麻供給所に対して、連邦政府による訴追も行われています。シャイヴァリ氏は、メキシコから大麻を合法的に輸入することを検討していると語りますが、その具体的なプランは明かされていないようです(ここまでは下記参照@)。

そういえば、当ブログの前記事で取り上げているEMCDDAの薬物情勢報告のなかに、「合法的な大麻の供給」と題する情報があります。国際的な広がりをみせる医療用大麻や、米国2州での合法化など、大麻の需給が大きく変貌し始めているものの、その供給についてはいまだ明確なビジョンが示されていないのが、現在の状況です。合法的な大麻の生産・流通のあり方を模索するこの特集について、次回で紹介したいと思います。

[参照]
タイムの記事
TIME Business & Money >A Starbucks for Pot? National Chain of Marijuana Stores in the Works(May 31, 2013)
http://business.time.com/2013/05/31/a-starbucks-for-pot-national-chain-of-marijuana-stores-in-the-works/#ixzz2V27WQfHp

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コメント(2件)

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ご無沙汰しております。大麻についての社会情勢も大分変わってきましたね。

ホーム>薬物乱用防止教育>高校生のための教材【1】
>大麻に関するQ&A
>外国では大麻が合法になっている国があるのですか?

への回答も変わってきそうです。
FreeCannabisJPN 野中
2013/07/05 20:18
上の記事へのリンクを入れ忘れていました。すみません

ホーム>薬物乱用防止教育>高校生のための教材【1】
>大麻に関するQ&A
>外国では大麻が合法になっている国があるのですか?
http://www2u.biglobe.ne.jp/%257eskomori/education/education1/education1-1.html
FreeCannabisJPN 野中
2013/07/05 20:50

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