弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 麻薬探知犬は?|米大麻合法化州法をめぐって5

<<   作成日時 : 2013/03/25 17:08   >>

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コロラド州、ワシントン州で一部施行された、いわゆる大麻合法化州法をめぐって、様々な混乱や困惑が伝えられています。何が合法で、どこから違法なのか、警察の捜査官にとっても、その違いを理解するのはなかなか面倒なことですが、さて、麻薬探知犬をこの新しい州法にどうやって順応させるのか・・・。米ワシントン州のニュース局が放送した、麻薬探知犬をめぐるビデオが、いまアメリカ各地で話題になっています。


↑KOMO TVのビデオ

●大麻のにおいを教え込まれた麻薬探知犬は
これまで、麻薬探知犬たちは大麻のにおいをかぎ分ける能力で、大いに活躍してきました。様々な薬物のにおいを教え込まれる犬たちにとって、最もかぎ分けやすいのが大麻のにおいなのですが、でも、いわゆる大麻合法化州法が導入された現在では、犬が大麻のにおいを識別したとしても、それが違法とは限らないのです。

昨年末、州の検察官協会は、麻薬探知犬に大麻のにおいに反応する訓練をする必要はないとするメモを出し、今年1月からは、警察犬の標準テストから大麻の項目が削除されています。やがてワシントン州では、新体制で訓練された犬たちが、捜査の第一線に参加してくるといいますが、さて、すでに大麻のにおいに反応するよう仕込まれた、現役の麻薬犬は、どうなるのでしょう。

シアトル警察の広報官は、すでに麻薬探知犬の再教育を始めている、と語っています。大麻のにおいに反応した場合には、ほめられ、ご褒美にありついていた犬たちは、今では大麻のにおいをかぎ分けてもご褒美はもらえません。現役の麻薬探知犬たちは、長い時間をかけてこうした再教育を受けることになるそうです。
いっぽう、今後は、麻薬探知犬による探索を補完する多様な捜査手法を投入することが、求められると指摘するのは、ワシントン州警察(Washington State Patrol)の広報官です。
これまでは、麻薬探知犬が麻薬のにおいを嗅ぎ当てた場合は、基本的にそれだけで捜索令状が発布されたが、今後は、他の証拠を添付することが必要になるだろうといいます。

[参照]
KOMO news >Legal pot means big changes for state’s drug-sniffing dogs(Mar 20, 2013)
http://www.komonews.com/news/local/Legal-pot-means-big-changes-for-states-drug-sniffing-dogs-199043431.html

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