弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS ウッドストックから40年

<<   作成日時 : 2009/09/27 01:43   >>

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1969年8月、ニューヨーク州べセルで開かれたウッドストック野外コンサート。およそ50万人の観客を集め、いろんな意味でひとつの時代を象徴したこのコンサートから、この夏は40周年だったそうです。
長髪、ジーンズ、ヒッピー、フラワーチルドレン、LOVE & PEACE、そして大麻やLSD・・・このフェスティバルを象徴するのは、70年代に向けて拡大する若者のカウンター・カルチャーだったといえるでしょう。

ABCニュースのサイトに掲載された「ウッドストック王国:名高い泥だらけフェスティバルは何を生み出したのかWoodstock Nation: What Created Famous Mud-Filled Festival」という特集から、一部を紹介します。
http://abcnews.go.com/US/Woodstock/Story?id=8276354&page=1
abcNEWS > GMA > Woodstock: 40 Years Later
「大量のアルコールと一緒に、主に大麻、LSD、マッシュルームといったドラッグがあった。」と語るのは、『語り伝えるウッドストック』の著者ジョエル・マコーワー。彼の言葉は続きます。「私たちは、50万人の個人としてここに集まり、そしてひとつのマーケットとしてここから巣立った。独自の好み、感覚、そしてパワーをもった世代なのだ。」「ウッドストック以前には、長い髪でドラッグをやり、ロックを聞くヒッピーたちをおとなは、政治的勢力やマーケット集団、社会勢力とみることをせず、『不適応者』とみていた。」
『もとの庭園に:ウッドストックの物語Back to the Garden: The Story of Woodstock』の著者ピート・フォナテイルは、「(ウッドストックは)アメリカ経済に利用されるべき消費者集団としてのこの世代を認識する始まりであり、同時に、それは終わりでもあった。」と語ります。「ウッドストックは、それ以前になく、その後にもなく、そして二度と起こらないだろう。」

ウッドストックから40年。このニュースに目をとめてしまったのは、私自身がこの世代に属しているからでしょう。1969年の私は田舎から東京に出てきて、学園紛争で荒れる大学で、それなりに自由を満喫していたものです。アメリカの熟年世代にとってウッドストックが時代の記念碑だとすれば、日本の熟年にとっては、学園紛争が青春の一里塚になるのでしょうか。
そして40年後、私はこの秋に還暦を迎えます。ウッドストックを懐かしむアメリカの熟年たちと同じように、そろそろ健康問題も出始めて、食事制限の日々を送る身の上です。

さて、ウッドストックから40年。若者と大麻の関係もまた、大きく様変わりしてしまいました。まず、出回る大麻そのものが変化し、ウッドストックの時代よりはるかに多量のTHCを含有する強力なものになっています。さらに、大麻を使う年齢が低下し、いまでは10代の大麻使用が大きな問題になっています。

「マリファナは、1960 年代に若者に広まりました。その時代に、今日の10 代の子供の親や祖父母にあたる人たちは、たいした悪影響も受けずにマリファナを吸い、今ではこれを使用しても害はないと思っています。しかし、今日手に入るマリファナのほとんどは、かつてウッドストック時代の『ウィード』とは別物といってよい、より強力なもので、しかも使用者の年齢は過去の世代より下がる傾向があるのです。1960 年代後半以降、マリファナ使用者の平均年齢は、19 歳前後から17 歳へと下がりました。人々は過去の時代に光を当てようとしています。1960年代後半、マリファナを初めて使う人のうち18 歳以下は半数弱でした。2001年には、18 歳以下の割合はおよそ2/3(67%)2 に増加しました。」
「いっぽう、化学成分の濃度という点でマリファナの効果は、デルタ-9-テトラヒドロカンナビノール(THC)が増えています。平均的なTHC 濃度は、1970年代半ばには1%以下だったものが、2002 年には6%以上になっています。シンセミヤの濃度は、この20 年の間に6 パーセントから13 パーセントに上がり、サンプルによっては最高33 パーセントのTHC を含んでいました。」
ONDCP(The White House Office of National Drug Control Policy:大統領府国家薬物管理政策事務所)の出版物で、“Marijuana Myths & Facts: The Truth Behind 10 Popular Misperceptions(マリファナ、迷信と真実―10のポピュラーな誤解の裏側にある事実)”という小冊子に、上記の文章があります。
http://www.whitehousedrugpolicy.gov/publications/marijuana_myths_facts/marijuana_myths_facts.pdf

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他力本願
2009/09/27 02:06

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
THCの含有量の増加によって
どんな健康被害が増えているのでしょうか
ノマトリ
2009/09/27 15:05

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