弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS アメリカから強力大麻に関するニュース|CNN

<<   作成日時 : 2009/05/15 15:11   >>

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いまCNNのニュースが耳に届いたので、とりあえず、貼り付けておきます。コメントは後ほど。
http://edition.cnn.com/2009/HEALTH/05/14/marijuana.potency/index.html#cnnSTCVideo



以下は加筆(22時35分)
さて、日常の仕事が一区切りして、気になっていたCNNのニュースのビデオ・クリップをもう一度見ました。これは、アメリカ大統領府に属する薬物管理政策事務所Office of National Drug Control Policy(ONDCP)が、14日に発表した内容に基づいて編集されたニュースです。

ということで、ONDCP2009年5月14日のニュース・リリースを開いてみました。
大麻のTHCを科学的に測定しているミシシッピ大学の大麻効力観測プロジェクトが、2008年に押収された1500点を超える大麻(乾燥大麻、ハシシ、液体大麻)のサンプルを分析した結果によると、含有するTHCの平均値は10.1%。これは1970年代後半に観測を始めて以来の最高値だということです。
分析したサンプルを、含有するTHC量によって4段階に分類して記録したのが下のグラフですが、9%以上のTHCを含有するもの(赤でしめされた部分)の割合が、年々増加しており、2008年では全体の40%を越えました。また、2008年第4四半期分の報告では、もっともTHC含有の高い資料は、27.3%であったと報告されています。
画像

ONDCPニュース・リリース2009年5月14日
http://www.whitehousedrugpolicy.gov/news/press09/051409.html

実は、2007年の春にも、ほぼ同じ内容のニュース・リリースがONDCPから発表され、話題になりました。その後のデータが追加されて、数字はさらに高THCを示し続けているといったところでしょうか。大麻に含まれるTHCレベルが高くなっているという報告は、アメリカのこの研究に限らず、いくつか発表されています。
2007年発表のデータを含めて、高THC大麻についてふれた記事が、当ブログにありますので、ご参照ください。
・改めて大麻を考える その10、11  http://33765910.at.webry.info/200805/article_11.html

つい先日も、英国の大麻規制2009年の変更に関する資料を読みながら、再び強力大麻について考えていたところです。気になっているのは、THCが高くなって、どんな影響が出ているのか、また、今後どんな影響が出そうなのかという点です。
CNNニュースは、「効力が強くなったということは、使用する大麻が少量で済むということだが、初心者にとってはそうはいかない。」「救急治療室へ搬送される人が増える」とコメントしています。しかし、SAMSHAのデータが、明確に救急症例の増加を示しているかどうか、私には判断がつきません。
高THC大麻の増加が話題になって数年が経過しました。その影響がそろそろデータに現れ始めるころではないでしょうか。ニュースにアンテナを張っておくつもりです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
テキーラは飲まないが
ビールは週末に飲む。
アルコール度数の強いものは好きではありません。
選べる自由
2009/05/15 23:36
高THCの大麻が台頭する90年代より前の年代はハシシが主流だった事とTHCの増加に伴う消費量の変化を考慮してみると面白そうですね。
せるぴこ
2009/05/19 01:54

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