弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 営利目的の大麻栽培・徳島で公判|ニュースから

<<   作成日時 : 2009/03/20 23:56   >>

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●徳島の大麻栽培:2被告、起訴事実認める−−地裁初公判 /徳島
徳島市の住宅で大量の大麻草が栽培されていた事件で、大麻取締法違反(営利目的栽培)の罪に問われている2被告の初公判が19日、徳島地裁であり、ともに起訴内容を認めた。
起訴状は、2人は共謀して、営利の目的で自宅(鉄筋コンクリート4階建て)で植木鉢に大麻を発芽させるなどし大麻草79本を栽培したとしている。
検察側の冒頭陳述では、両被告はともに大麻を吸った経験があったことから意気投合。07年初頭に共同名義で住宅を借り、約100万円を分担して大麻の栽培道具などを準備、同4月ごろに栽培を始めたとされる。毎月の家賃や電気代は両名が分担し、収穫した大麻草の鉢も同じ割合で分け合っていた。
被告の携帯電話には、客から注文内容とみられるメールの受信歴があり、銀行口座には入金も確認された。ある客の供述では、両被告はそれぞれの大麻草の鉢から収穫した大麻草を、1グラム当たり2500〜5000円で販売し、現金で取引をしていたという。
毎日新聞 2009年3月20日 地方版(徳島)より抜粋
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20090320ddlk36040522000c.html

大麻の栽培が広まることで、もっとも危惧していたのが、こうした事件の発生です。最初は、ちょっとした好奇心だったかもしれません。でも、次第に大掛かりな栽培にまで手を広げてしまえば、他人に売ることにまで発展しかねないのが世の常というものでしょう。

ごく普通の生活をしていた青少年が、薬物に関わるうちに違法行為を次第に発展させて、やがて営利目的で起訴される・・・こういったタイプの事件に出会うたびに、私はやりきれない気持ちに襲われます。うすうす事情を察していた友人もいただろう、何かしら不審な感じをもって接していた知人もいただろう。家族だって、もっと気をつけていたら何か気づいたかもしれない。
なぜ、もっと早い時期に、誰かが声をかけてやらなかったのか。なぜ、周りの人がストップをかけてやらなかったのか。

営利事犯に対する判決は、通常、非常に厳しいもので、前科のない若者であっても、ほとんどの場合、実刑が言い渡されます。厳しさの理由について、判決はよくこんな言い方をします。「大量の大麻を栽培し、それを多数の相手に売り渡すことで、薬物の害を社会に拡散させた責任は重大である。」他人に売るということは、買った相手を薬物犯罪に巻き込み、新たな薬物乱用者を生み出す行為なのです

青少年が大麻栽培を手がけ始めれば、周囲の誰かが気づくはずです。おや?と感じたら、彼らの生活に目を向けてください。もしも、大麻の栽培や所持の兆候があれば、毅然として、それをやめさせてください。周囲の無関心や黙認が、若者の違法行為をエスカレートさせてしまうのです。
大麻の栽培は、室内でも可能です。押入れやクローゼットの中で栽培していた例もあります。種子も、栽培道具も、ノウハウも、若者にとってすぐ手の届くところにあるのが現在の社会です。どうか、大麻の栽培の実態を知って、周囲の青少年に目を配っていただきたいものです。
私のホームページに詳しい情報を掲載しています。
ホームページ「ドラッグについてきちんと話そう」http://www2u.biglobe.ne.jp/~skomori/
「しない、させない大麻栽培」http://www2u.biglobe.ne.jp/~skomori/seed/seed1.html

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