弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS もしかして、うちの子も大麻?|親のための大麻講座6

<<   作成日時 : 2009/02/24 17:39   >>

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Q6
息子がビニール袋入りの乾燥植物のようなものを持っていました。聞いてみると、大麻ではなく合法ドラッグのハーブだといいます。信じてよいでしょうか?


A6
たしかに植物系の脱法ドラッグが何種類かあります。しかし、大麻でなければ良いと済ませてしまっていいのでしょうか。


大麻の特徴は、なんといっても特有のにおいですが、これを文字で説明することは難しく、外見から、その他の乾燥植物と見分けることは難しいかもしれません。実際、「観賞用」、「ハーブ」、「お香」などの名目で、植物系の脱法(違法)ドラッグが販売されています。幻覚作用のある植物を原料にしたものが多く、食べたり、煎じたり、喫煙して摂取します。

ところで、脱法(違法)ドラッグとは何か、ちょっと考えてみませんか。
覚せい剤や麻薬、大麻と違って、これらを所持したり使用したユーザーに対する罰則がないことから、売り手側はこれらを「合法ドラッグ」と呼んでいます。しかし、それは決して安全だからではなく、こうしたドラッグの危険性を評価し、法規制の対象に加える手続が未整備なことから規制が及んでいないというのが現状なのです。「合法」とうたって販売されているものの中には、LSDに類似した幻覚作用を持つハルマラやアワヤスカ、さまざまなサボテン類やキノコなどがあり、最近ではダイミ茶による死亡事故なども発生しています(厚生労働省のHPに「いわゆるダイミ茶等について」という情報が掲載されています)。
「自然」「植物」「ナチュラル」などのうたい文句から、安全なドラッグと誤解しやすいのですが、麻薬と共通した強い成分もみつかっており、さらに、一部の植物系販売品では、化学合成された麻薬などの成分を後から添加したものも確認されています。幻覚は、異様な恐怖感をともなうことがあり、パニックを起こして救急車で運ばれた患者もあります。

大麻であろうと、他の植物系のドラッグであろうと、幻覚などの精神作用のある植物を手に入れることには少なからぬリスクがともなっています。大麻は困るが「合法」ドラッグなら心配いらないと考えるのは、軽率ではないでしょうか。

なお、警察では、捜査の現場で見つかった乾燥植物が大麻であるかどうか見分けるために、試薬を使った簡易検査をしています。手順にそって試薬を加えていき、色の変化で大麻かどうかわかるというものですが、こうした試薬は普通に市販されているものではありません。本人が問題の植物を持って警察に出頭すれば、はっきり知ることができるでしょう。もし簡易検査の結果大麻となれば、もちろん、逮捕されることになります。

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