弁護士小森榮の薬物問題ノート

アクセスカウンタ

zoom RSS 警察庁が平成20年の薬物情勢を発表しました。

<<   作成日時 : 2009/02/20 20:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

●大麻:汚染まん延、検挙者2778人 08年過去最多
昨年1年間に大麻取締法違反容疑で検挙されたのは前年比507人増の2778人で、統計を取り始めた56年以降で最多だったことが警察庁のまとめで分かった。昨年から今年にかけて大相撲力士や俳優らの逮捕が相次いだが、すべての年代で増えており、大麻汚染のまん延が統計でも裏付けられた。
年代別では10〜20歳代が62.5%を占めたが、割合は過去5年で最も低かった。年齢別では20歳未満が220人「前年比41人増」、20代が1516人「同125人増」、30代が682人「230人増」、40代が224人「45人増」、50代以上が136人「66人増」。大学生は前年より3人減の89人、高校生は同21人増の49人だった。
栽培による検挙も210人「同83人増」都大幅に増加。書物やインターネットで栽培方法を学び、自生大麻から種を採取したり、インターネットで種を購入したりするケースが多いという。警察庁は「罪悪感の希薄化や入手が容易なことが増加の原因」とみている。
一方、覚せい剤事件では、検挙者は1万1041人「同968人減」とやや減少したが、押収量は399.9キロ「同60.6キロ増)と増加した。中国や東南アジア諸国が国外流出防止対策を強化したため、密輸入の動きが活発化したとみられる。
(毎日新聞 2009年2月20日 5時00分)
http://mainichi.jp/photo/news/20090220k0000m040143000c.html

今はまだ、記者発表の数字だけですが、やはり大麻が増加しました。私の実感でも、昨年9月から年末まで、不思議なほど担当する大麻事件が増えていました。昨年下半期、とくに首都圏での検挙が多かったのではないでしょうか。2000年ころから、大麻事犯の検挙人員が増加傾向を見せています。年ごとの増減がありますが、増加トレンドにあるなかで、検挙人員3000人のペースに向かっているのかなと感じます。
しかし、大学生の検挙者はとくに増えていませんでした。あの大騒ぎはいったいどこから起きたのでしょう。私が何度も言ってきたように、大麻事犯の若者のなかで、大学生はむしろ少数派なのです。大麻事犯者の中心は、フリーターなど非正規雇用で働く若者たち。社会に帰属する度合いがもっともゆるやかなこの層の若者に、どんな手段でコミットし、どんなメッセージを伝えるのか。これからの薬物乱用防止活動のカギはそこにあると思います。
ともあれ、今はまだ速報が発表された段階です。近日中に、警察庁のHPに、平成20年中の薬物情勢として詳しいデータが公表されるでしょうから、それを待ちたいと思います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
警察庁が平成20年の薬物情勢を発表しました。 弁護士小森榮の薬物問題ノート/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる