弁護士小森榮の薬物問題ノート

アクセスカウンタ

zoom RSS もしかして、うちの子も大麻?|親のための大麻講座1

<<   作成日時 : 2009/02/17 21:50   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

●子どもの本棚に大麻の本が。もしかして・・・?
最近、大学生の大麻事件が話題になるなか、薬物乱用防止の講演などで、こんな質問を受けることがあります。子どもを東京の大学にやっている親御さんには、電話のたびに「大麻なんかやってないでしょうね?」と念をおさずにいられないという方もあると聞きました。
心の隅に不安を抱えている親のために、若者と大麻を知る講座を掲載してみましょう。

Q1
うちの子の本棚に、大麻の本が何冊かあります。大麻の栽培法などもかなり詳しく載せている本です。もしかして、これは、うちの子も大麻に手を染めているサインなのでしょうか?
A1
私が出会った大麻事犯の若者のほぼ全員が、いわゆる大麻本を持っていたり、読んだことがあるといっています。でも、こうした本の読者の大半が、実際に大麻を使っているわけではありません。大麻本の入手が、大麻そのものの入手と直接つながるわけではないと思います。

ちょっと大きな書店に行くと「マリファナ△△」といった本がたくさんあります。現状をあまりご存じない方は、通信販売のアマゾンのサイトを開いて、「大麻」で検索してみてください。驚くほど多数の大麻関連書籍が並んでいます。さらに、若者向けの雑誌にも、大麻を売り物にしたものがあります。
しかも、有力な大麻関連書籍は、ベストセラーなのです。ちなみに、私が最近買った、ある有力な書籍のひとつは、第2版第5刷となっています。多数の書籍を合わせると、何十万部もの「大麻本」が若者に読まれていることになります。
こうした本の人気は、若者が大麻に興味を感じたり、好奇心をもっていることを示しているかもしれませんが、実際には、こうした本の読者のほとんどが、大麻を手にすることなく過ごしているのも事実です。

私は、いわゆる大麻本を持つことと、大麻を使うことは直接的につながらないと
考えていますが、その理由を簡単に説明します。
第1に、いわゆる大麻本が膨大に発行されているということです。日本にどれだけの大麻使用者がいるか具体的な人数は把握されていませんが、これら書籍の発行部数に見合うような数でないことは確かです。いわゆる大麻本の読者のほとんどは、実際に大麻を使っていないことは明らかです。
次に、入手方法です。いわゆる大麻本の有力なものは、大型書店ならたいてい取り扱っています。大手の書籍通信販売でも事情は同じです。こうした本を入手することで、とくに大麻などの違法薬物への接点が生まれるわけではありません。

若者の多くは、音楽やファッションと同じような感覚で、ただ「かっこいい」という興味で、こうした本を手に入れているようです。あるいは、「禁制品」という秘密めいた扉を開けたがっているのかもしれません。
子どもの本棚にこうした本をみつけたときは、警戒アンテナを張り巡らすよりは、我が子との話し合いを深めるよう心がけていただきたいものです。親の人生に、大麻や薬物の体験がなくても、飲酒や喫煙に置き換えて話すこともできるでしょう。大きな過ちを起こすことなく、また犯罪にかかわることなく生きてきた、あなたの人生を語ってください。そうそう、酒で大失態を演じた某超エリートのニュースもありますしね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
もしかして、うちの子も大麻?|親のための大麻講座1 弁護士小森榮の薬物問題ノート/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる