弁護士小森榮の薬物問題ノート

アクセスカウンタ

zoom RSS 青少年に大麻を教える その1

<<   作成日時 : 2008/11/11 23:51   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

今日、ある人と大麻について話していて、私の思い違いに気づいたので、前回の記事に、少し訂正を加えました。
さて、もう少し大麻の話題を続けます。

私は繰り返して、「青少年には、大麻について誇張や脅しではない教育が必要」と説いてきました。では、誇張や脅しではない教育とは、どんな内容かと問われて、よく引き合いに出すのが、アメリカの国立薬物乱用防止研究機関NIDAが公表している“Marijuana: Facts for Teens(大麻:10代のための真実)”というテキストです。インターネットで公開されているので、ぜひご覧ください。
http://www.drugabuse.gov/PDF/TEENS_Marijuana_brochure.pdf
画像


高校生くらいの年代を想定して、Q&A方式で、大麻についてわかりやすく語っていますが、その内容はすべて最新の研究結果を確実に踏まえ、科学的な正確さで貫かれています。平易な語り口、そして、10代の子の感覚をとらえたデザインで、高度な内容を読みやすく、理解しやすく説いているのです。子ども相手だからと、いい加減な話をしない、その姿勢に共感を覚えます。
目次にはこんな内容が含まれています。
・大麻を使うと体内にとどまる期間は?
・大麻の急性の影響とはどんなものですか?
・大麻は学校生活やスポーツなどの活動に影響しますか?
・大麻はクスリになるのですか?
・女性が妊娠中に大麻を使うと胎児に影響しますか?
・大麻は脳にどんな影響を及ぼしますか?
・大麻はクセになるのですか?
さて、現在の日本で、こんな質問に正確な回答をすることができるおとなが、いったいどれほどいるでしょうか。アメリカだって、その事情はたいして変わりないことでしょう。だから、公的な機関がこうした資料を公開しているのです。子どもたちに大麻を教えることは、とても難しいことだと思います。

その内容をすべてご紹介したいのですが、他人の著作権を侵すことはできないので、ほんの一部を引用します。

Q:大麻はいつまで体内にとどまるのですか?
A:THCは体内のさまざまな器官の脂肪組織にすみやかに吸収されます。標準的な尿検査では、一般的に、大麻を喫煙してから数日間はTHC(代謝物)が検出されます。しかし、常用者では、大麻の使用を停止した後も数週間にわたって検出されることがあります。

Q:大麻を吸うとどうなるのですか?
A:大麻が与える影響は次のような多くの要因に左右されます。
・それまでの薬物使用経験
・使った大麻の強さ(含まれているTHCの量)
・本人の期待していること
・大麻を使う場所
・大麻の使用方法
・アルコールや他の薬物と併用したかどうか
大麻を吸ってもまったく何も感じない人もあります。リラックスする人も、ハイになる人もあるでしょう。大麻を吸うと、やたらにのどが渇いたり、ひどく空腹を感じることもあり、これを「空腹作用」といいます。
ときには大麻乱用でひどい目にあうこともあります。突然怒りがこみ上げ、何かの思いに取り付かれてしまうのです。効力の強い大麻を使うと、こうしたことが起こりやすいようです。
出典:Marijuana: Facts for Teens (Revised)
NIH Publication No. 04-4037
Printed 1995; Revised November, 1998; Reprinted April, 2001; Revised March, 2003, Revised September, 2004, Revised March 2008.

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
青少年に大麻を教える その1 弁護士小森榮の薬物問題ノート/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる