弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 大麻の種子とけしの種子

<<   作成日時 : 2007/12/11 17:01   >>

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前回、大麻草の種子は、鳥のえさや七味唐辛子の材料として使われる、と書きました。
同じような事情は、けしの種子にもあります。麻薬がとれるけしは、パパヴェル・ブラクテアツム・リンドル(和名ハカマオニゲシ)で、「麻薬及び向精神薬取締法」で麻薬原料植物に指定されており、栽培が禁じられています。これを栽培することは、懲役刑を科される犯罪とされているのです。

また、同法には、大麻の場合と同じく、資金等提供罪の規定があり、麻薬の輸入罪、輸出罪、麻薬原料植物の栽培などに利用されるとわかっていながら、その資金や設備などを提供した者に対する処罰を定めています。そして、大麻の場合と同じように、提供してはいけないものとして、「原材料(麻薬原料植物の種子を含む。)」と記載されているのです。

大麻草の種子も、麻薬の原料となるけしの種子も、厳しく規制されています。

ところが、けしの実はパンや洋菓子の材料としてよく使われています。昔風のアンパンについている、ごく小さな粒つぶが、けしの実です。どなたも、ご覧になったことがあるでしょう。

こうした実用品としての供給を確保しながら、それが栽培目的に使われることのないよう、管理しなければならないわけです。ここからは、外国貿易に関する規制の領域で、登場するのは「関税法」と「外国為替及び外国貿易法」です。
これについては、次回に。

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