弁護士小森榮の薬物問題ノート

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zoom RSS 大麻パーティと共同所持、譲受罪

<<   作成日時 : 2007/12/14 10:47   >>

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関東学院大ラグビー部員による大麻栽培事件で、新しいニュースがありました。

12月14日毎日新聞によれば、
神奈川県警は、任意聴取で大麻の吸引を認めた部員12人を大麻取締法違反(共同所持、譲り受け)容疑で横浜地検に書類送検すると発表しました。
12人は同法違反(栽培)の罪で起訴された元部員2名と共謀し、今年7〜8月に両被告の部屋や夏合宿先の長野県のホテルの部屋などで大麻を所持したり、両被告から大麻を譲り受けた疑い、ということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071214-00000010-mai-soci

そこで、大麻パーティーと所持罪・譲受罪について。
大麻取締法には大麻の吸食行為(喫煙したり食べたりすること)を直接に処罰する規定がないことは、すでにご存知の方も多いと思います。
しかし、大麻を吸食するには、普通、その前提として、大麻の所持があるわけで、所持罪が成立するという解釈もありますが、他人が大麻タバコを吸っているのをたまたま1、2服吸わせてもらったような場合など、所持罪の成立を疑問視する意見もあります。

では、「みんなで大麻を廻し飲みしよう」と考えて大麻パーティーに参加した場合はどうか。この点を検討し、判断の指針を示した論文があるので、それを紹介し、一部分を引用します。

植村立郎「大麻取締法」平野隆一ほか『注解特別刑法第5−U巻・医事・薬事編⑵』115頁(青林書院1992)
「いわゆる大麻パーティーにおいては、参加者の間であらかじめ大麻購入の謀議がなされる場合があり、右謀議に従って現に大麻が購入されればその参加者はすべて大麻の譲受罪の共同正犯となる。そうでない場合でも大麻を廻し飲みするとの認識の下に大麻パーティーに参加した者については大麻の共同所持が成立するのであって、その者が現に大麻に触れたり喫煙したか否かを問わない。」

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
詭弁というかご都合主義というか。
法の解釈というのはその程度のオツムでいいんでしょうか。
元グラビアアイドルが共同所持で逮捕されたニュースでこのブログにたどり着きましたが、これが法律(とその解釈)とは、うちの子の屁理屈を通り越して背中がうすら寒くなりました。
もう二度とここにはこないと思うのでやつあたりで済みませんが、これは法曹一般に受け入れられている解釈なのですか?
通りすがり
2009/01/23 18:00

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